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[新人戦]身長185cm、50m走6秒1でドリブル、裏抜けが得意な大器。東福岡の1年生FW有永咲が九州決勝で爪痕を残す

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東福岡高FW有永咲(1年=別府FCミネルバ出身)は九州大会決勝でスケール感の大きな動き

[2.18 九州高校新人大会決勝 東福岡高 0-2 神村学園高 SAGAスタジアム]
 
 身長185cmと大型で50m走6秒1の快足。「中学校の時はドリブルチームで、ドリブルと背後の飛び出しが自分の自信のあるところです」という東福岡高(福岡1)FW有永咲(1年=別府FCミネルバ出身)が、九州大会決勝でエンジンの大きさを印象付けた。

 予選リーグで3得点をマークしている有永は、ボールを持つと迫力十分の動き。仕掛けの回数を特別増やせた訳ではなく、神村学園高(鹿児島1)の堅守の前になかなか行き切ることもできなかった。それでも、「身体の入れ方が良かったと思います」と相手のファーストDFをいなして前進。1対1では簡単に止まらなかった。

「(準々決勝、準決勝の行われた)昨日、1試合も試合に出れてなくて、『今日は出たら絶対に点を取ろう』と思って強い気持ちで試合に臨みました。1対1のところや、ドリブルが得意なので、そういうところは自分にパスを出してくれたら、2、3人は剥がしてパスを出せるので、(自分に)出してと要求してたんで、ちょっと良かったと思います」

 対戦した神村学園のDF中野陽斗主将(2年)はU-17日本高校選抜候補の注目CB。「競り合いは結構強かったんですけど、対人とか1対1とか結構やれたと思います」。大一番で爪痕を残し、手応えも感じた一方で、チームを勝たせれなかったことを悔しがる。

「ゴール前に運ぶところは思うようにできてたんですけど、競り合いの部分だったり、そういうところで負けてしまったりしていて、自分の中ではもっとできるなって思っていました。もっとこういう大きい場面で点を取って、チームを勝たせられるように頑張りたかった」。

 この日は怪我を抱えるFW山口倫生(2年)が前線で奮闘。同じく怪我を抱えるFW齊藤琉稀空主将(2年)も出場時間は7分間に限られた。チーム状況が厳しい時にこそ、ゴールを決められる選手にならなければならない。

「(今回の九州大会は)チームの中では得点王だったんですけど、こういう大事な試合でもっと点を取れるようなエースになれるように頑張りたいです。今後はもっと競り合いなどで勝てるようになって、(課題の体力面や決定力も向上させて、)大事な場面で決めれるストライカーになりたいです。(そして、)世代別の代表とかに入れるように、もっと自分の弱みを強みに変えて頑張っていきたいです」

 チーム内に目標とする存在がいる。2年生の先輩MF杉谷俊哉だ。「最初の頃はあんま試合に出れてなかったんですけど、努力めっちゃしていて、プレミアリーグでも3点取っていて、憧れの先輩です」。齊藤、山口に加え、MF司城大輝(2年)ら東福岡の前線は充実の選手層。その中で、平岡道浩監督も「伸びそうな感じがしますね。もっとテクニックあるからですね。絶賛、鍛え中です。我慢しながらやっていきます」という大型FWが、努力を続けて大ブレイクを果たす。

(取材・文 吉田太郎) 
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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