beacon

[MOM5031]佐賀東FW石川僚祐(2年)_3位決定戦で1G1A。九州大会の得点数は前回のゼロから5へ

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

前半25分、佐賀東高FW石川僚祐(2年=サガン鳥栖U-15唐津出身)が右足で同点ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.18 九州高校新人大会3位決定戦 佐賀東高 2-1 日章学園高 SAGAスタジアム]
 
 1年前の九州高校新人大会は無得点。加えて、日章学園高(宮崎)との3位決定戦は0-4の完敗だった。「自分でもセンターバックに完封されてしまったというか、全然何もできてなかった。悔しい思いがあったし、得点にこだわってやっていました」というFW石川僚祐(2年=サガン鳥栖U-15唐津出身)が、前半25分に今大会5得点目となる同点ゴール。さらに決勝アシストを記録し、佐賀東高(佐賀1)を九州3位へ導いた。

 同点ゴールは自分の強みを発揮してのゴールだった。敵陣での奪い返しからMF三原拓実(2年)へボールが入ると、三原にプレッシャーをかけた相手CBの背後を狙う。そして、「(三原は)去年から一緒にFWやってますし、2人の阿吽の呼吸ではないけど、2人の感覚っていうのはあると思うんで、ここにパスくれるっていう感覚は持ってます」という相棒からのパスを引き出し、最後は切り返しから右足シュートを決めた。

 ボールを受けた際に相手DFが右からスライディングタックルに来ていたが、「右から来てるっていう感覚があったんで、キックフェイントしたら引っ掛かるかなっていつもの感覚でやったら引っかかったんで。あとはGKがファーに重心があったんで、GKの重心をズラして打ちました」。ゴール前での落ち着きも得点に結びついた。

 石川はサガン鳥栖U-15唐津時代にCBだったが、佐賀東進学後にFWへ転向。当初はシュートの質などが不足していたが、CBの経験から「相手の嫌なことが分かる」ことを活かして動き出しや収めることで台頭してきた。昨年から先発を務め、今大会は予選リーグ初戦・大分高(大分2)戦でハットトリック。準々決勝の鹿児島城西高(鹿児島2)戦でもスルーパスで抜け出し、先制点をマークしている。

 この日は、相手DFラインとの駆け引きでも優位に。丁寧にポストワークしながらタイミングの良い動き出しでDFラインを攻略した。後半12分には、カウンターから独走。自分で行き切ることが難しいと判断し、右の三原へのラストパスを通して決勝点をアシストした。
 
 選手権は2年生で唯一先発。「自分が去年から出てるんで、リーダーシップ発揮してやることもそうですし、自分がストライカーとして決めなくちゃいけない。去年から(そういう気持ちが)あったんですけど、今年はより一層そういうことを心においてやっています」。裏抜けの質やボールを収める部分、技術面などまだまだ改善できるという考えだ。今年の目標は毎試合ゴールを決めることと、チームとして選手権で国立4強以上へ勝ち上がること。そのために成長をし続けるような一年にする。
 
(取材・文 吉田太郎) 
吉田太郎
Text by 吉田太郎

「ゲキサカ」ショート動画

TOP