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[デンチャレ]ライバルの活躍が刺激に。GK藤原優希(前橋育英)が「成長できる場」日本高校選抜で好セーブ連発、無失点勝利

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日本高校選抜GK藤原優希(前橋育英高/3年)が無失点勝利

[2.27 デンチャレグループB第2節 北海道選抜 0-2 日本高校選抜 時之栖スポーツセンター 裾野C]

 前日はライバルのGKギマラエス・ニコラス(市立船橋高/3年)がファインセーブを連発。Jクラブ内定選手もいた関東選抜Bに13本のシュートを浴びながらも1失点と健闘していた。

 その活躍に刺激を受けたというGK藤原優希(前橋育英高/3年)が、北海道選抜戦で大活躍。前半18分、左クロスからダイレクトで打たれたシュートをストップすると、26分にもショートカウンターから打たれたシュートを落ち着いてキャッチする。

 1-0の33分、CKの対応がやや乱れたものの、その後のシュートに反応。さらに34分にも、CKの折り返しから打たれたボレーシュートにしっかりと面を作ってストップし、味方の連続ゴールに結びつけた。

 藤原は「入りというか、前半に何本か止めれたのでチームの流れを良くすることもできたと思うし、自分はシュートストップがそこまで武器ではない中で、そういうシュートストップができたのは嬉しかったです」と素直に喜ぶ。

 一方で後半は自身のキックミスでピンチを招いたシーンも。「迷惑掛けることが多かったんですけど、守備陣が良くて無失点で終われて、良かったです。(前橋育英高のチームメイトである)さとこう(FW佐藤耕太)とかケリー(FWオノノジュ慶吏)とか高校選抜に入りたくて入れなかったやつらもいるんで、そいつらの気持ちもやっぱ背負ってるんで、卒業式で良い顔して会えるように」。選手権優勝校・前橋育英のチームメイトの分も戦い、無失点勝利を果たした。

 日本高校選抜のGK争いは激しい。ギマラエスはフィリピンA代表にも選出されている注目GKで、GK藤間オタビオ広希(矢板中央高/3年)はU-18日本代表歴の持ち主。彼らとの競争を藤原は成長の場にする意気込みだ。

 藤原は「(日本高校選抜は)全国から上手い選手が集まっていて、自分もニコ(ギマラエス)とかに比べたらまだまだなんで。やっぱニコもタビ(藤間)も、他の2人のGKは自分にはない良いところをいっぱい持ってるんで、自分が成長できる場なのかなって思います」。藤原はビルドアップに自信。セービングを武器とする2人から吸収し、より攻守で活躍するGKになることを目指していく。

 選手権優勝から1か月半。「やっぱ今考えても、ちょっとぞわっとするというか、優勝したんだなっていうのはあるんですけど、大学に入ったらもう選手権優勝したなんてもう関係ないんで、また切り替えて、また1から頑張るだけです」。大学、その上のステージを目指し、デンソーカップチャレンジでアピールも続ける。

「(今大会は)色々な方々の目に留まる試合だと思うんで、(再び出番を得た際には)まずは自分の武器であるビルドアップをしっかりアピールしていって、チームに貢献できるシュートストップなどをどんどん見せていければいいなって思います」。再び結果を残し、より自信をつけて日本高校選抜の活動を終える。

(取材・文 吉田太郎)


●第39回デンソーカップチャレンジ特集
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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