[新人戦]“5つの光が射す”米子北MF石飛五光が夢実現へ進化中。「誰にも負けない」スピードでDF攻略し、ゴールも
[3.14 中国高校新人大会1回戦 小野田工高 0-5 米子北高 維新百年記念公園補助競技場]
山陰の強豪、米子北高(鳥取1)でナンバー1のスピードの持ち主。MF石飛五光(2年=RIP ACE SC出身)が抜群のスピードと推進力で小野田工高(山口2)の守りを攻略した。
前半から縦へのスピードを見せていたが、特に後半は警戒される中でもワンツーやドリブルでDFの前に潜り込むなど行き切る力を見せつけていた。そして、決定的なクロスも。「自分的にはスピードはもう誰にも負けないって自信を持っているので、読まれてても行けるっていうのは自分でも自信を持って行けたと思います」と頷く。
加えて後半19分には、MF金定秀芽(1年)の絶妙なパスで抜け出し、GKとの1対1からゴール。「いつも練習だったら外してることが多いんですけど、しっかり今日は決めることができて良かったです」。この日は城市徳之総監督や門脇章裕コーチから突破した流れでシュートを狙うことを求められ、「自分からもっとシュート打ってたらいいなと思っています」と反省していたものの、怪我を抱えている中で特長も十分に発揮した試合となった。
石飛は昨年も交代出場で攻撃力の高さを見せていたが、先発に定着することはできなかった。「がむしゃらさであったり、足元の技術とか、シュートの場面とかでのキックの質とかがまだ去年は足りなかったので、それで出れなかったのかなと思います」。それでも、冬場にドリブル練習を重ねたことや、チームのフィジカルトレーニングの効果によって違いを示すような動きを見せつつある。
大阪の強豪街クラブ・RIP ACE SCから「那須(大亮)さんの動画とか(米子北の特集を)見て、自分走る選手なので、それで自分に合ってるかなと思って、練習会に行って合格をもらえたので」鳥取の強豪校へ進学。そこで時間をかけて自分の強みを伸ばしてきたMFは、最終学年でのブレイクを狙っている。
五光の名前は、「夢(自分の信念)」「健康」「知性」「つながり(絆)」「お金(財)」の光が射しているということが由来。米子北の選手権初優勝、プレミアリーグ昇格、そして「しっかり全国でも戦えて、いい大学、プロに行く」を掲げる石飛が一歩一歩進化を続けて夢を実現する。




(取材・文 吉田太郎)
山陰の強豪、米子北高(鳥取1)でナンバー1のスピードの持ち主。MF石飛五光(2年=RIP ACE SC出身)が抜群のスピードと推進力で小野田工高(山口2)の守りを攻略した。
前半から縦へのスピードを見せていたが、特に後半は警戒される中でもワンツーやドリブルでDFの前に潜り込むなど行き切る力を見せつけていた。そして、決定的なクロスも。「自分的にはスピードはもう誰にも負けないって自信を持っているので、読まれてても行けるっていうのは自分でも自信を持って行けたと思います」と頷く。
加えて後半19分には、MF金定秀芽(1年)の絶妙なパスで抜け出し、GKとの1対1からゴール。「いつも練習だったら外してることが多いんですけど、しっかり今日は決めることができて良かったです」。この日は城市徳之総監督や門脇章裕コーチから突破した流れでシュートを狙うことを求められ、「自分からもっとシュート打ってたらいいなと思っています」と反省していたものの、怪我を抱えている中で特長も十分に発揮した試合となった。
石飛は昨年も交代出場で攻撃力の高さを見せていたが、先発に定着することはできなかった。「がむしゃらさであったり、足元の技術とか、シュートの場面とかでのキックの質とかがまだ去年は足りなかったので、それで出れなかったのかなと思います」。それでも、冬場にドリブル練習を重ねたことや、チームのフィジカルトレーニングの効果によって違いを示すような動きを見せつつある。
大阪の強豪街クラブ・RIP ACE SCから「那須(大亮)さんの動画とか(米子北の特集を)見て、自分走る選手なので、それで自分に合ってるかなと思って、練習会に行って合格をもらえたので」鳥取の強豪校へ進学。そこで時間をかけて自分の強みを伸ばしてきたMFは、最終学年でのブレイクを狙っている。
五光の名前は、「夢(自分の信念)」「健康」「知性」「つながり(絆)」「お金(財)」の光が射しているということが由来。米子北の選手権初優勝、プレミアリーグ昇格、そして「しっかり全国でも戦えて、いい大学、プロに行く」を掲げる石飛が一歩一歩進化を続けて夢を実現する。




(取材・文 吉田太郎)