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[MOM5052]静岡学園FW佐々木雄基(3年)_スペインでも連発のレフティ。堅守・大津から先制弾

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後半11分、静岡学園高FW佐々木雄基が左足で先制ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.6 プレミアリーグWEST第1節 静岡学園高 1-1 大津高 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド]
 
 前年度チャンピオン・大津高(熊本)の堅守に苦戦した静岡学園高だが、エース候補のレフティが得意の形でゴールをこじ開けた。後半11分、FW佐々木雄基(3年=川崎フロンターレU-15出身)が右から中へのドリブルでDFをわずかにズラして左足シュート。見事な一撃で先制点を決めた。

 佐々木は得点シーンの直前にも右サイドからカットインして左足シュート。「1回目の時に結構当たっていい感じやなと思ったんですけど、思ったよりも結構浮いたんで、次蹴る時は結構抑えて蹴ろうと思って。ボールも軽いですし、2回目の時に抑えて蹴ったら、いい感じに飛んだんで良かったです」。微調整して決めたゴールを喜んだ。

 この日は1トップとして先発出場。静岡学園は相手の鋭いアプローチに苦戦し、佐々木はなかなか良い形でボールを受けることができなかった。その中で前線から落ちてボールを引き出したり、味方のためにスペースを空けたりするなど、工夫しながらのプレー。「意識してたんですけど、難しいゲームでした」という中で結果を残した。

 佐々木は昨年、主にセカンドチームの一員としてプリンスリーグ東海に出場し、6得点。最大の武器であるドリブルに加え、決定力に注目のレフティだ。昨年度の選手権準々決勝でも先発出場。1月の県新人戦は10番を背負い、決勝で決勝点を決めるなど優勝に貢献した。

 先月には静岡県高体連選抜のスペイン遠征メンバーに選ばれ、ジローナやビジャレアルと対戦。「自分がドリブルして抜こうとしたら、ファウルでも全部止めてきて」という中でゴールを3点、4点と連発し、守備強度も高めて帰国することができたと感じている。

 その佐々木も、静岡学園では激しいポジション争いでまだ絶対的な存在になることができていない。それだけに、「自分の特長を出すのはもちろんですけど。結果が大事やなって思っていて。特長を出しつつ、結果も出していけたら」。そして、プレミアリーグWESTのノルマとして2桁得点を掲げた。

 川崎F U-15からU-18チームに昇格することができず、静岡学園へ進学。周囲の支えもあり、課題だったというメンタル面から成長させてきた。ブレイクの可能性を秘めたアタッカーは練習を重ねてきたカットインからの左足シュートなどで結果を残し、白星と“個人昇格”のチャンスを勝ち取る。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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