[MOM5092]桐蔭学園MF松居聖那(3年)_目標は応援するチェルシーの「7」。注目の左ウイングが横浜FMユースから2発!!
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.17 プリンスリーグ関東1部第7節 横浜FMユース 1-4 桐蔭学園高 横浜国立大学フットボール場]
桐蔭横浜大総監督を兼任する桐蔭学園高(神奈川)・八城修監督が、「ほんとに高校年代じゃかなりいいんじゃないかなと。シーズン前はもう止まらない感じでした」と評するアタッカーが、前半に訪れた2つのチャンスで見事に2発。MF松居聖那(3年=三菱養和調布ジュニアユース出身)がチームを横浜FMユース撃破へ導いた。
まずは前半14分、速攻からMF八尋海斗(3年)の浮き球パスが左中間の松居へ届く。「八尋君がいつも結構いいパスをくれていて、今日も浮き球でしたけど、いいボールが来て、右足で上手くいいところに置けたんで、あとは左足を振るだけでした」。普段、ニア上へのシュートを狙うことも意識しているというが、このシーンではコースを狙うよりも「思いっ切り振る」判断で左足一閃。強烈な一撃をゴールネットに突き刺した。
さらに前半25分、八尋の右クロスのこぼれ球をPAで回収。「こぼれる気がしたので、もう一番に反応しようって思っていて、いいところに来たけれど、1タッチでは打てないなと思ったんで、1トラップして」右前方へ運び、身体を捻りながら右足の強シュートで再びゴールを破った。
この日はU-17日本代表3選手を擁する横浜FMユースとの一戦。「今日はチャンスが多いわけじゃないって思っていたので、その来た時にどれだけいいパフォーマンスできるかっていうことを意識してました」。限られたチャンスをモノにし、2ゴールをもたらした。
その松居は「(リーグ戦は)最初、チームとしても3連敗していて、その時は前半に点が取れなくて、前半で失点することが多かったんですけど、最近、それが改善できて、前半から点を取れたり、無失点で抑えることができたんで。(今日も)前半で自分が取れたっていうのは凄く大きかったかなって思います」と微笑んだ。
ボールを持った状態でもスピードがあまり落ちず、自陣から1人でもドリブルで運んでしまうような力の持ち主。この日は横浜FMユースにポゼッションされる時間が長く、良い形でパスを受ける回数は少なかった。だが、試合序盤にドリブルからチームのファーストシュートを打ち切り、後半にはカットインでDF間を破りに行くシーンも。八城監督からシュート、クロスまで行き切ることを求められているというアタッカーは、それを表現しようとしていた。
「縦に行くのが得意なんですけど、最近は結構2人守備陣が警戒してきたりして、難しいことは多いんですけど、カットインも最近良くなってきました。(警戒されていても)縦に行くっていうのが多分できるので、それが自分のストロングポイントだと思います」。この日は守備の時間も増えていたが、最後まで走り切って勝利に貢献した。
松居はチェルシー(イングランド)サポーターを公言。目標の選手はチェルシーで松居と同じ7番を背負うポルトガル代表MFペドロ・ネトだ。「シンプルにドリブルも縦、縦に速い選手で、ちょっとタイプが似てるのかなっていうのも含めて結構見ていて、こういうのもいいドリブルだなって思いながら、参考にしています」。利き足こそ異なるものの、抜群のスピードとドリブル突破を武器に活躍するウインガーのように、自分もゴール、アシストを重ねることを目指している。
今季のリーグ戦成績は3ゴール1アシスト。「クロスの精度だったりはもう少し上げたい。ファーに左足とかでいいボールを上げて、アシストとかも増やしたいと思っています。今日、得点決めてゴール関与が4になったんですけど、1試合に1ゴール、1アシストどっちかはしたいくらいなので、もっと得点関与を増やしていきたいです」。リーグ序盤はチームの結果が出ず、個人としても自信を持てずにいたが、RB大宮U18、矢板中央高(栃木)、そして横浜FMユースと強敵相手に3連勝。インターハイ(6月7日に神奈川県予選初戦)は昨年の予選初戦敗退の悔しさもぶつけ、将来の可能性を広げるような大会にする。






(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プリンスリーグ2025特集
[5.17 プリンスリーグ関東1部第7節 横浜FMユース 1-4 桐蔭学園高 横浜国立大学フットボール場]
桐蔭横浜大総監督を兼任する桐蔭学園高(神奈川)・八城修監督が、「ほんとに高校年代じゃかなりいいんじゃないかなと。シーズン前はもう止まらない感じでした」と評するアタッカーが、前半に訪れた2つのチャンスで見事に2発。MF松居聖那(3年=三菱養和調布ジュニアユース出身)がチームを横浜FMユース撃破へ導いた。
まずは前半14分、速攻からMF八尋海斗(3年)の浮き球パスが左中間の松居へ届く。「八尋君がいつも結構いいパスをくれていて、今日も浮き球でしたけど、いいボールが来て、右足で上手くいいところに置けたんで、あとは左足を振るだけでした」。普段、ニア上へのシュートを狙うことも意識しているというが、このシーンではコースを狙うよりも「思いっ切り振る」判断で左足一閃。強烈な一撃をゴールネットに突き刺した。
さらに前半25分、八尋の右クロスのこぼれ球をPAで回収。「こぼれる気がしたので、もう一番に反応しようって思っていて、いいところに来たけれど、1タッチでは打てないなと思ったんで、1トラップして」右前方へ運び、身体を捻りながら右足の強シュートで再びゴールを破った。
この日はU-17日本代表3選手を擁する横浜FMユースとの一戦。「今日はチャンスが多いわけじゃないって思っていたので、その来た時にどれだけいいパフォーマンスできるかっていうことを意識してました」。限られたチャンスをモノにし、2ゴールをもたらした。
その松居は「(リーグ戦は)最初、チームとしても3連敗していて、その時は前半に点が取れなくて、前半で失点することが多かったんですけど、最近、それが改善できて、前半から点を取れたり、無失点で抑えることができたんで。(今日も)前半で自分が取れたっていうのは凄く大きかったかなって思います」と微笑んだ。
ボールを持った状態でもスピードがあまり落ちず、自陣から1人でもドリブルで運んでしまうような力の持ち主。この日は横浜FMユースにポゼッションされる時間が長く、良い形でパスを受ける回数は少なかった。だが、試合序盤にドリブルからチームのファーストシュートを打ち切り、後半にはカットインでDF間を破りに行くシーンも。八城監督からシュート、クロスまで行き切ることを求められているというアタッカーは、それを表現しようとしていた。
「縦に行くのが得意なんですけど、最近は結構2人守備陣が警戒してきたりして、難しいことは多いんですけど、カットインも最近良くなってきました。(警戒されていても)縦に行くっていうのが多分できるので、それが自分のストロングポイントだと思います」。この日は守備の時間も増えていたが、最後まで走り切って勝利に貢献した。
松居はチェルシー(イングランド)サポーターを公言。目標の選手はチェルシーで松居と同じ7番を背負うポルトガル代表MFペドロ・ネトだ。「シンプルにドリブルも縦、縦に速い選手で、ちょっとタイプが似てるのかなっていうのも含めて結構見ていて、こういうのもいいドリブルだなって思いながら、参考にしています」。利き足こそ異なるものの、抜群のスピードとドリブル突破を武器に活躍するウインガーのように、自分もゴール、アシストを重ねることを目指している。
今季のリーグ戦成績は3ゴール1アシスト。「クロスの精度だったりはもう少し上げたい。ファーに左足とかでいいボールを上げて、アシストとかも増やしたいと思っています。今日、得点決めてゴール関与が4になったんですけど、1試合に1ゴール、1アシストどっちかはしたいくらいなので、もっと得点関与を増やしていきたいです」。リーグ序盤はチームの結果が出ず、個人としても自信を持てずにいたが、RB大宮U18、矢板中央高(栃木)、そして横浜FMユースと強敵相手に3連勝。インターハイ(6月7日に神奈川県予選初戦)は昨年の予選初戦敗退の悔しさもぶつけ、将来の可能性を広げるような大会にする。


前半14分、桐蔭学園MF松居聖那が左足で先制ゴール


最初の決定機をモノにし、スコアを動かした


前半25分、桐蔭学園MF松居聖那が右足で2点目のゴール
(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プリンスリーグ2025特集



