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[MOM5158]作陽学園FW横山翔真(2年)_プリンス登録外。今月トップ昇格の2年生FWがNBC決勝で先制ゴール

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作陽学園高FW横山翔真(2年=シーガル広島ジュニアユース出身)はニューバランスカップ決勝でアピール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 NBC in 堺ユースフェス決勝 大阪学院大高 1-2 作陽学園高 J-GREEN堺]

 この7月にトップチームへ昇格したばかりの2年生アタッカーが、ニューバランスカップ(NBC)決勝でアピールした。前半16分、作陽学園高(岡山)はFW福谷天慈(2年)のパスが相手選手に当たってPAへ。浮き球となったボールをFW横山翔真(2年=シーガル広島ジュニアユース出身)が左足ダイレクトでのループシュートで決めた。

「あれは僕のファーストシュートだったんで、打ってみりゃ入るだろうっていう。自分、シュートが得意で自信があったので、思い切って打ちました」。瞬間的にGKの位置を確認。後方から飛んで来る浮き球を巧みに合わせて今大会初ゴールを挙げた。

「何とか結果は残して、帰ろうと。なかなかトップで試合に出れなくて、今日はこういう機会をもらって、『絶対、点決めてチームを勝たせてやる』っていう思いで試合に入りました」と横山はいう。プリンスリーグ中国は登録外で今月にトップチーム昇格。「トップに対してチャレンジャーっていう思いで」がむしゃらに結果を目指し、最終戦の1点でアピールに成功した。

 この試合は2トップの一角として先発。前線で競り勝ち、ボールを収めることもできていたが、「(得意とする)裏抜けがちょっと少なくて、そこはちょっと改善すべきだと思いました」。ライバルのFWたちにはない強みを発揮することを目指す。

「トップで試合に出てる人は競り合いとかキープ力が高い選手が多くて、自分はそのところはちょっと苦手だけど、そのトップで出てる選手たちができないプレーもあるんで、そこを僕ができるようになったら全然試合に出れる機会は増えてくると思うので、そこを次は意識してやっていきたいと思います」。

 FWアーリング・ハーランドのように何でもできるFWになることが目標。その横山は選手権のメンバーに「絶対食い込んでやろうという思いでやっていきたい」と力を込める。「(後期の)プリンスリーグに出れるか分からないんですけど、自分が置かれた立場でしっかり結果を出して、選手権に向けていいアピールをできていけるように頑張ります」。一つ一つ結果を残し、チャンスを掴む。

技アリの一撃で先制点

準決勝で先発した主力組の先輩たちとゴールを喜ぶ

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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