[NBCS U-16]苦しい時期に諦めず努力。前橋育英DF新井竣大が推進力発揮し、大会MVP!
[9.15 NBCS U-16決勝 前橋育英高 3-1 青森山田高 時之栖うさぎ島1]
“全国大会級のU-16大会”「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」の大会MVPに、優勝校・前橋育英高(群馬)のDF新井竣大(1年=前橋ジュニア出身)が選出された。
新井は「MVPとか、小5くらいから選ばれていなくて、今、このタイミングで選ばれてめちゃくちゃ嬉しいです」と微笑。大会の主役となったDFは元々4バックのセンターバックを主戦場としていたが、1週間前まで開催されていた関東ルーキーリーグでは出場機会が少なかったという。
だが、今大会は前橋育英が取り入れていた3バックの右DFで躍動。決勝では前半6分に力強く前に出てボールを奪うと、そのまま攻め上がり、先制点の起点となった。また、空中戦で強さを発揮したほか、迫力のある守備で青森山田高(青森)の攻撃をストップ。準々決勝の滝川二高(兵庫)戦でも力強い攻め上がりでチャンスを生み出すなど、一際目立つ動きで優勝に貢献した。
「練習試合とかで3バックは調子良かったので、この大会で使ってもらって、よく周りとも連携して、自分も前とか上がれたり、強みを出せる部分が多かったんで、3バック良かったです」と新井。自分の活躍の場を掴み取り、躍動した。
苦しい時期も諦めなかった。「自分もBチームに落ちたりした中、親とかに支えてもらいながら『諦めることはいつでもできるんだから、このタイミングで頑張れるかが勝負だよ』って言われたんで。自分も諦めずに努力した結果、この舞台に立てることができて良かったです」。自信をつけた新井は今後もこのポジションやサイドバックに挑戦。課題のクロスなどを改善し、特長である推進力を存分に発揮していく意気込みだ。
目標はバルセロナのDFジュール・クンデ。「守備もめっちゃ強いし、前の推進力とかあって普通にゴールとか決めちゃうんで、そういうプレーが自分もできるようにしていきたいです」。目指す姿に近づき、前橋育英のトップチームでの活躍を目指す。「今後はトップチームに絡めるように、日々の練習からしっかり頑張っていきたいです。(そして、)プレミア(リーグ)、インターハイ、選手権の3冠目指して頑張りたいです」。諦めずに這い上がり、「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」MVPを獲得。壁にぶち当たることがあっても、再び乗り越えて前橋育英の3冠に貢献する。




(取材・文 吉田太郎)
“全国大会級のU-16大会”「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」の大会MVPに、優勝校・前橋育英高(群馬)のDF新井竣大(1年=前橋ジュニア出身)が選出された。
新井は「MVPとか、小5くらいから選ばれていなくて、今、このタイミングで選ばれてめちゃくちゃ嬉しいです」と微笑。大会の主役となったDFは元々4バックのセンターバックを主戦場としていたが、1週間前まで開催されていた関東ルーキーリーグでは出場機会が少なかったという。
だが、今大会は前橋育英が取り入れていた3バックの右DFで躍動。決勝では前半6分に力強く前に出てボールを奪うと、そのまま攻め上がり、先制点の起点となった。また、空中戦で強さを発揮したほか、迫力のある守備で青森山田高(青森)の攻撃をストップ。準々決勝の滝川二高(兵庫)戦でも力強い攻め上がりでチャンスを生み出すなど、一際目立つ動きで優勝に貢献した。
「練習試合とかで3バックは調子良かったので、この大会で使ってもらって、よく周りとも連携して、自分も前とか上がれたり、強みを出せる部分が多かったんで、3バック良かったです」と新井。自分の活躍の場を掴み取り、躍動した。
苦しい時期も諦めなかった。「自分もBチームに落ちたりした中、親とかに支えてもらいながら『諦めることはいつでもできるんだから、このタイミングで頑張れるかが勝負だよ』って言われたんで。自分も諦めずに努力した結果、この舞台に立てることができて良かったです」。自信をつけた新井は今後もこのポジションやサイドバックに挑戦。課題のクロスなどを改善し、特長である推進力を存分に発揮していく意気込みだ。
目標はバルセロナのDFジュール・クンデ。「守備もめっちゃ強いし、前の推進力とかあって普通にゴールとか決めちゃうんで、そういうプレーが自分もできるようにしていきたいです」。目指す姿に近づき、前橋育英のトップチームでの活躍を目指す。「今後はトップチームに絡めるように、日々の練習からしっかり頑張っていきたいです。(そして、)プレミア(リーグ)、インターハイ、選手権の3冠目指して頑張りたいです」。諦めずに這い上がり、「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」MVPを獲得。壁にぶち当たることがあっても、再び乗り越えて前橋育英の3冠に貢献する。




(取材・文 吉田太郎)


