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[プリンスリーグ関東1部]矢板中央の快足10番FW古田弥祿は同点弾を決め、勝ち越し点演出も反省。「点に絡めて良かったじゃなくて…」

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後半9分、矢板中央高の。10番FW古田弥祿(3年=NPO AC等々力出身)が同点ゴール

[11.24 プリンスリーグ関東1部第16節 RB大宮U18 2-2 矢板中央高 NACK]

 矢板中央高(栃木)は0-1で迎えた後半に2得点。10番FW古田弥祿(3年=NPO AC等々力出身)が個の力で2点をもたらした。まずは後半9分、右サイドへ抜け出すと、DFの前に入る形でゴール方向へドリブル。そのまま右足で決め切った。

 古田は「上手く抜けれて、いいボールが来て、相手がついてこなかったので、それで上手く前に入れて、あとはもうシュート打つだけでした」。ファインゴールで同点。さらに29分には縦パスを受けると中央から左前方へドリブルで仕掛け、そのまま左足シュートを打ち切った。

 ファーサイドのネットを狙った一撃はGKに止められたが、こぼれ球をMF金井大翔(3年)が押し込んで逆転。RB大宮U18の両CBはいずれも年代別日本代表の実力者だったものの、古田はいずれのシーンも自分が決めるつもりで仕掛けて足を振り、ゴールに結びつけた。

 2点目を演出したシーンについて、古田は「ニアだと味方がニアにいなかった。ファーだとこぼれも狙えるかなと思ったんですけど、強いシュートではなかったんで、体幹がやっぱ課題かなと思っています」。チームは追いつかれて引き分け。古田はもう1点を決めるチャンスがありながらも決め切れなかったことを悔しがる。

「チームを勝たし切るっていうのもできなくて。3点目、絶対自分が取れるチャンスは多かったですし、そこで決め切れないっていうのは……。点に絡めて良かったじゃなくて、その悔しいという思いをしっかりと思っているんで、次はチームを勝たせれる1点にしたいと思います」と誓っていた。

 抜群のスピードで相手DFを剥がす力と裏抜けが長所。180cmの長身でボールを収める力もある。だが、体力面や守備面が課題。そのためにこの日は後半開始からの出場で、選手権予選決勝もベンチスタートだった。チームメイトたちが自分の分も走ってくれている。だからこそ、「攻撃でちゃんとチームを救おうと思って、その気持ちでずっと試合には入っています」。自分は結果を出し、矢板中央を勝たさなければならない。

 プレーの波がある部分も課題だが、この日のように入りが良ければ強敵相手でも活躍することができる。高橋健二監督も「良くなってきましたね。これから残りの選手権と残りの(リーグ戦)2節で、どれだけ成長するか楽しみ」と期待する。まずはチームを残り2試合のプリンスリーグ関東1部で残留へ導くこと。そして、選手権も「自分の点で勝ちたいです」。対戦相手の堅守を自分がこじ開けて、勝つ。

矢板中央は後半9分、交代出場のFW古田弥祿が右足で同点ゴール


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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