鹿島ユースがプレミアファイナル制覇!PK戦で神戸U-18を下し、3冠達成!
[12.21 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-1(PK3-2)神戸U-18 埼玉]
鹿島ユースが3冠達成! U-18年代の「真の日本一」を決める「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 ファイナル」が21日、埼玉スタジアム2002で開催され、プレミアリーグEAST優勝の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST優勝のヴィッセル神戸U-18(兵庫)が激突。鹿島が1-1(PK3-2)で勝ち、優勝した。
鹿島ユースはプレミアリーグEASTで2018年以来の優勝。当時チャンピオンシップとして争われていた2015年以来2度目の「真の日本一」、そして日本クラブユース選手権(U-18)大会、Jユースカップに続く年度3冠をかけた一戦の先発はGKが大下幸誠(1年)。DFは右SB朝比奈叶和(3年)、CB元砂晏翔仁ウデンバ(2年)、CB大川佑梧(3年)、左SB岩土そら(1年)、中盤は大貫琉偉(2年)と福岡勇和(2年)のダブルボランチで右SH中川天蒼(3年)、左SH平島大悟(2年)、そして2トップは高木輝人(3年)と吉田湊海(2年)が並んだ。大川が鹿島トップチーム昇格。元砂、平島、吉田はU-17日本代表として、U-17ワールドカップ8強を経験している。
一方の神戸U-18はプレミアリーグWESTで3年連続の2位を乗り越えて2017年以来の優勝。初のファイナル制覇をかけた一戦の先発は、GKが胡云皓(2年)、DFは右SB西川亜郁(3年)、CB原蒼汰(3年)、CB寺岡佑真(3年)、左SB西岡鷹佑(2年)の4バック。アンカーに藤本陸玖(3年)が入り、インサイドに上野颯太(2年)と濱崎健斗(3年)、右SH大西湊太(3年)、左SH瀬口大翔主将(3年)、そして1トップは森分圭吾(3年)が務めた。先発メンバーのうち濱崎、大西、瀬口が神戸トップチーム昇格。瀬口はU-17ワールドカップメンバーだ。
鹿島は守備のスライド、プレスバック非常に速く、神戸は簡単には中盤のラインを突破させてもらえない。その中、斜めに入ったパスを瀬口が1タッチパスで繋いで局面を打開したほか、濱崎のキープなどから前進。12分には相手を押し込み、右からの落としを受けた藤本が右足を振り抜く。
だが、前半は鹿島ペース。神戸はわずかに判断が遅れると相手MF大貫や福岡、高木の鋭いアプローチを受けてしまい、速攻へ持ち込まれてしまう。鹿島は22分、24分と吉田が左足シュート。29分には、朝比奈の右クロスから左の平島が中へ持ち込んで右足を振り抜き、こぼれを大貫が右足で撃ち抜く。
鹿島は31分にも右スローインから中川がこぼれを拾って左足シュート。これが神戸U-18GK胡の正面を突いたほか、相手CB原とCB寺岡にシュートブロックされる回数が増えていた。それでも、守備から主導権を握り続け、先制点をもぎ取って見せる。
37分、鹿島は吉田が右中間で相手のクリアを拾うと、左前方へスルーパス。平島がコントロールからの切り返しでDFのマークを外し、右足シュートをゴール右隅に突き刺した。さらに鹿島は、前線で泥臭い動きを続ける高木が裏抜けから右足シュート。また、最終ラインでは迫力十分を見せる元砂、高さも備えたDFリーダー・大川が相手の攻撃を封鎖する。
43分、神戸U-18は大西が右サイドを抜け出し、マイナスのラストパス。これが瀬口の下へ到達するも撃ち切ることができない。その神戸は後半開始から森分に代え、FW川端彪英(2年)を投入。後半はより幅を使って攻撃し、西岡、大西がクロスへ持ち込む。
そして12分、同点に追いついた。敵陣右中間で上野がFKを獲得。これを藤本が左足で入れると、CB原がDFと競りながらのヘッドをネットに突き刺した。1-1とした神戸はパスワークにリズム。セットプレーの本数も増やす。
15分には大西と神戸トップチーム昇格のFW渡辺隼斗(3年)を交代。鹿島は高い位置での奪い返し、セカンドボールの回収からゴールに迫るも、わずかに精度を欠くなど2点目を奪うことができない。
神戸は24分、濱崎が瀬口とのコンビから左足を振り抜く。鹿島は28分に中川をFW長疾風(3年)と交代。31分には岩土の左クロスから吉田が決定的なヘッドも左ポストを叩いてしまう。鹿島は39分、平島とFW土井空芽(中3)を交代。鹿島は前半に比べると押し返される回数が増えたものの、試合終盤も前への迫力を持ち続ける。
45分、神戸は速攻から濱崎が運んで、左前方へスルーパス。これを瀬口が左足で狙うが、枠を外れた。だが、終了間際も右SH西川やGK胡が身体を張ってゴールを死守。そして45+2分、上野をMF井内亮太朗(1年)と入れ替えた。神戸は45+5分、左サイドから攻め、濱崎が左足シュート。だが、鹿島GK大下が対応し、試合は延長戦に突入した。
延長前半、疲労もある中で両チームの選手は前に出てゴールを目指す。神戸は相手MF長のロングスローなどを弾き返し、鹿島も右SB朝比奈が相手MF瀬口のドリブルに対応。また、大川が高さを発揮するなど隙を見せない。延長後半4分、鹿島はFKの混戦から吉田が右足で狙うも、タイトに相手に寄せられてシュートは枠左へ。鹿島は土井が推進力のある動きからCKを獲得したほか、長のロングスローがゴール前に入る。だが、神戸DF陣はファーストの競り合いで負けない。神戸は10分に西岡をMF片山航汰(3年)と交代。そのまま1-1で後半終了となり、決着はPK戦に委ねられた。
PK戦は後攻・神戸の2人目、濱崎の左足シュートがクロスバーを直撃。だが、直後の鹿島3人目・元砂の右足シュートを神戸GK胡がストップする。さらに鹿島4人目・大川の左足シュートがクロスバーを叩くと、直後の神戸FW渡辺のシュートも枠上。5人目、鹿島MF福岡が右足で決めたのに対し、神戸はチームを支えてきたMF片山の右足シュートが枠上へ外れる。この瞬間、鹿島がプレミアリーグファイナル優勝と3冠を達成した。
(取材・文 吉田太郎)
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鹿島ユースはプレミアリーグEASTで2018年以来の優勝。当時チャンピオンシップとして争われていた2015年以来2度目の「真の日本一」、そして日本クラブユース選手権(U-18)大会、Jユースカップに続く年度3冠をかけた一戦の先発はGKが大下幸誠(1年)。DFは右SB朝比奈叶和(3年)、CB元砂晏翔仁ウデンバ(2年)、CB大川佑梧(3年)、左SB岩土そら(1年)、中盤は大貫琉偉(2年)と福岡勇和(2年)のダブルボランチで右SH中川天蒼(3年)、左SH平島大悟(2年)、そして2トップは高木輝人(3年)と吉田湊海(2年)が並んだ。大川が鹿島トップチーム昇格。元砂、平島、吉田はU-17日本代表として、U-17ワールドカップ8強を経験している。
一方の神戸U-18はプレミアリーグWESTで3年連続の2位を乗り越えて2017年以来の優勝。初のファイナル制覇をかけた一戦の先発は、GKが胡云皓(2年)、DFは右SB西川亜郁(3年)、CB原蒼汰(3年)、CB寺岡佑真(3年)、左SB西岡鷹佑(2年)の4バック。アンカーに藤本陸玖(3年)が入り、インサイドに上野颯太(2年)と濱崎健斗(3年)、右SH大西湊太(3年)、左SH瀬口大翔主将(3年)、そして1トップは森分圭吾(3年)が務めた。先発メンバーのうち濱崎、大西、瀬口が神戸トップチーム昇格。瀬口はU-17ワールドカップメンバーだ。
鹿島は守備のスライド、プレスバック非常に速く、神戸は簡単には中盤のラインを突破させてもらえない。その中、斜めに入ったパスを瀬口が1タッチパスで繋いで局面を打開したほか、濱崎のキープなどから前進。12分には相手を押し込み、右からの落としを受けた藤本が右足を振り抜く。
だが、前半は鹿島ペース。神戸はわずかに判断が遅れると相手MF大貫や福岡、高木の鋭いアプローチを受けてしまい、速攻へ持ち込まれてしまう。鹿島は22分、24分と吉田が左足シュート。29分には、朝比奈の右クロスから左の平島が中へ持ち込んで右足を振り抜き、こぼれを大貫が右足で撃ち抜く。
鹿島は31分にも右スローインから中川がこぼれを拾って左足シュート。これが神戸U-18GK胡の正面を突いたほか、相手CB原とCB寺岡にシュートブロックされる回数が増えていた。それでも、守備から主導権を握り続け、先制点をもぎ取って見せる。
37分、鹿島は吉田が右中間で相手のクリアを拾うと、左前方へスルーパス。平島がコントロールからの切り返しでDFのマークを外し、右足シュートをゴール右隅に突き刺した。さらに鹿島は、前線で泥臭い動きを続ける高木が裏抜けから右足シュート。また、最終ラインでは迫力十分を見せる元砂、高さも備えたDFリーダー・大川が相手の攻撃を封鎖する。
43分、神戸U-18は大西が右サイドを抜け出し、マイナスのラストパス。これが瀬口の下へ到達するも撃ち切ることができない。その神戸は後半開始から森分に代え、FW川端彪英(2年)を投入。後半はより幅を使って攻撃し、西岡、大西がクロスへ持ち込む。
そして12分、同点に追いついた。敵陣右中間で上野がFKを獲得。これを藤本が左足で入れると、CB原がDFと競りながらのヘッドをネットに突き刺した。1-1とした神戸はパスワークにリズム。セットプレーの本数も増やす。
15分には大西と神戸トップチーム昇格のFW渡辺隼斗(3年)を交代。鹿島は高い位置での奪い返し、セカンドボールの回収からゴールに迫るも、わずかに精度を欠くなど2点目を奪うことができない。
神戸は24分、濱崎が瀬口とのコンビから左足を振り抜く。鹿島は28分に中川をFW長疾風(3年)と交代。31分には岩土の左クロスから吉田が決定的なヘッドも左ポストを叩いてしまう。鹿島は39分、平島とFW土井空芽(中3)を交代。鹿島は前半に比べると押し返される回数が増えたものの、試合終盤も前への迫力を持ち続ける。
45分、神戸は速攻から濱崎が運んで、左前方へスルーパス。これを瀬口が左足で狙うが、枠を外れた。だが、終了間際も右SH西川やGK胡が身体を張ってゴールを死守。そして45+2分、上野をMF井内亮太朗(1年)と入れ替えた。神戸は45+5分、左サイドから攻め、濱崎が左足シュート。だが、鹿島GK大下が対応し、試合は延長戦に突入した。
延長前半、疲労もある中で両チームの選手は前に出てゴールを目指す。神戸は相手MF長のロングスローなどを弾き返し、鹿島も右SB朝比奈が相手MF瀬口のドリブルに対応。また、大川が高さを発揮するなど隙を見せない。延長後半4分、鹿島はFKの混戦から吉田が右足で狙うも、タイトに相手に寄せられてシュートは枠左へ。鹿島は土井が推進力のある動きからCKを獲得したほか、長のロングスローがゴール前に入る。だが、神戸DF陣はファーストの競り合いで負けない。神戸は10分に西岡をMF片山航汰(3年)と交代。そのまま1-1で後半終了となり、決着はPK戦に委ねられた。
PK戦は後攻・神戸の2人目、濱崎の左足シュートがクロスバーを直撃。だが、直後の鹿島3人目・元砂の右足シュートを神戸GK胡がストップする。さらに鹿島4人目・大川の左足シュートがクロスバーを叩くと、直後の神戸FW渡辺のシュートも枠上。5人目、鹿島MF福岡が右足で決めたのに対し、神戸はチームを支えてきたMF片山の右足シュートが枠上へ外れる。この瞬間、鹿島がプレミアリーグファイナル優勝と3冠を達成した。
(取材・文 吉田太郎)
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