[新人戦]秋田王者・明桜が5ゴールで青森山田を撃破!インパクト十分の1勝で東北4強入り!
[2.1 東北新人大会準々決勝 青森山田高 2-5 明桜高 JヴィレッジP4]
秋田王者・明桜が、インパクト十分の1勝で4年ぶりの東北4強入り! 1日、第25回東北高等学校新人サッカー選手権大会(福島・Jヴィレッジ)準々決勝が行われ、10度目の優勝を狙う青森山田高(青森1)と明桜高(秋田1)が対戦。明桜がFW山本比優(2年)の3得点など5-2で勝ち、準決勝進出を決めた。
秋田県1部リーグの明桜がプレミアリーグ勢の名門相手に快勝を収めた。この日1ゴール2アシストの明桜MF前川玲望(2年)は、「相手を見て判断する。相手を認知して、スペースならスペース、敵なら敵で、それを見て判断するっていうのをやってきました」と説明していたが、取り組んできたことを青森山田相手に表現。衝撃的な5ゴールで強敵を打ち破った。


試合は拮抗した展開から徐々に明桜ペースへ。明桜は青森山田の攻撃をCB袴田優羽地やCB菅野空(2年)、MF高橋歩睦(2年)を中心に跳ね返すと、フィード力の光るGK醍醐優太朗(2年)や右SB石垣倖成(2年)、左SB高野蒼空(2年)も活用しながらボールを動かす。
前川は「山田が組織的に来るってよりかは個で来る印象が強かったんで。入り見て1人が出てきて、その裏のスペースだったりとか、あとは中央に集まってサイドが開くっていう印象はあったんで、スペースを見ました」。相手の圧力を受け流しながら前進。そして、再三崩しに係わった前川が、右の遠藤や前線の山本、FW齋藤獅生(2年)へのパスで相手の脅威になった。
11分、前川のラストパスから遠藤が決定的な右足シュートを放つ。これは青森山田GKトニオル・ジョアオ(2年)がストップ。明桜は20分にも右の遠藤からゴール前にパスが通り、前川が巧みな身のこなしから左足を振り抜く。青森山田はMF照後大翔(2年)のシュートブロックでこれも阻止したものの、前半23分から13分間でまさかの4失点を喫してしまった。
23分、明桜は相手GK方向に流れたボールを山本が追うと、ブロックしていたDFと入れ替わる形でインターセプト。そのまま右足シュートを決め、スコアを動かした。明桜はさらに25分、左サイドでMF大串陸主将(2年)がFKを獲得。これを前川がゴール方向に蹴り込むと、ボールはファーポストを叩いてゴールラインを越え、2-0となった。


明桜は畳み掛ける。27分にも前川のスルーパスから山本が右足で決めて3点目。青森山田は守りで後手を踏むシーンが目立ち、相手の攻撃を受けてしまう。28分には右ロングスローの流れからFW石井珂那汰(1年)が決定機を迎えるが、これを明桜GK醍醐に止められてしまい、追撃することができない。すると34分、明桜はカウンターから遠藤が独走。そのまま左足シュートを決め、4-0と突き放した。


青森山田はU-17日本高校選抜候補の新10番MF小澤丈(2年)らを怪我で欠いているとは言え、“らしくない”連続失点。後半開始から184cm、80kgのFW峯村拓響(2年)を投入して前線に高さを加え、明桜ゴールをこじ開けにいく。
8分にはMF三國ケースマンエブス(2年)が右サイドからのドリブルでDF2人を剥がし、最後は右足アウトでゴール。だが、明桜はゴール前の競り合いで食い下がり、決定打を打たせない。


逆に14分、明桜はカウンターから前川のスルーパス。山本がスライディングシュートで決め、ハットトリックを達成した。青森山田もCB森明陽磨(1年)の左CKをCB木村魁心(1年)が頭で決め、その後もゲーム主将MF水谷鉄生(2年)のロングスローなどで反撃。だが、5失点が重くのしかかり、2-5で敗れた。
明桜(旧・秋田経法大付高)は近年の強化の成果が出て2020、2022、2023年度に選手権出場。だが、過去2年は夏冬ともに秋田県予選を突破することができていない。それでも、新3年生は“全国ルーキー”に出場している世代で前川は「全国の景色を1年生で見れた。秋田の中でやるんじゃなくて関東のチームとか、そういうレベルを1年生の頃に肌で体感できたのは大きいなと思います」。この日も青森山田に臆することなく戦い、堂々の白星を飾った。
ただし、目標はここではなく、夏冬の全国大会。前川は「自分たちが目指しているのは2年間取れてないインハイだったり、選手権なんで、ここで1つ結果出せたのは大事だけど、また山田倒して尚志ともやれるんで、自分たちがやってきたことがどれぐらい通用するのかとか、まだ他の改善点が見つけたりとか、結果を残すことももちろんやっていますけど、成長するところを一番大事にしたいです」と力を込めた。準決勝の対戦相手は選手権3位の尚志高(福島)。全国トップクラスのチームとの戦いから学び、夏冬の躍進に結びつける。


(取材・文 吉田太郎)
秋田王者・明桜が、インパクト十分の1勝で4年ぶりの東北4強入り! 1日、第25回東北高等学校新人サッカー選手権大会(福島・Jヴィレッジ)準々決勝が行われ、10度目の優勝を狙う青森山田高(青森1)と明桜高(秋田1)が対戦。明桜がFW山本比優(2年)の3得点など5-2で勝ち、準決勝進出を決めた。
秋田県1部リーグの明桜がプレミアリーグ勢の名門相手に快勝を収めた。この日1ゴール2アシストの明桜MF前川玲望(2年)は、「相手を見て判断する。相手を認知して、スペースならスペース、敵なら敵で、それを見て判断するっていうのをやってきました」と説明していたが、取り組んできたことを青森山田相手に表現。衝撃的な5ゴールで強敵を打ち破った。


先制点に喜びを爆発させる明桜の選手たち
試合は拮抗した展開から徐々に明桜ペースへ。明桜は青森山田の攻撃をCB袴田優羽地やCB菅野空(2年)、MF高橋歩睦(2年)を中心に跳ね返すと、フィード力の光るGK醍醐優太朗(2年)や右SB石垣倖成(2年)、左SB高野蒼空(2年)も活用しながらボールを動かす。
前川は「山田が組織的に来るってよりかは個で来る印象が強かったんで。入り見て1人が出てきて、その裏のスペースだったりとか、あとは中央に集まってサイドが開くっていう印象はあったんで、スペースを見ました」。相手の圧力を受け流しながら前進。そして、再三崩しに係わった前川が、右の遠藤や前線の山本、FW齋藤獅生(2年)へのパスで相手の脅威になった。
11分、前川のラストパスから遠藤が決定的な右足シュートを放つ。これは青森山田GKトニオル・ジョアオ(2年)がストップ。明桜は20分にも右の遠藤からゴール前にパスが通り、前川が巧みな身のこなしから左足を振り抜く。青森山田はMF照後大翔(2年)のシュートブロックでこれも阻止したものの、前半23分から13分間でまさかの4失点を喫してしまった。
23分、明桜は相手GK方向に流れたボールを山本が追うと、ブロックしていたDFと入れ替わる形でインターセプト。そのまま右足シュートを決め、スコアを動かした。明桜はさらに25分、左サイドでMF大串陸主将(2年)がFKを獲得。これを前川がゴール方向に蹴り込むと、ボールはファーポストを叩いてゴールラインを越え、2-0となった。


前半25分、明桜MF前川玲望が追加点
明桜は畳み掛ける。27分にも前川のスルーパスから山本が右足で決めて3点目。青森山田は守りで後手を踏むシーンが目立ち、相手の攻撃を受けてしまう。28分には右ロングスローの流れからFW石井珂那汰(1年)が決定機を迎えるが、これを明桜GK醍醐に止められてしまい、追撃することができない。すると34分、明桜はカウンターから遠藤が独走。そのまま左足シュートを決め、4-0と突き放した。


前半35+1分、明桜MF遠藤拓斗が左足シュートを決め、4-0
青森山田はU-17日本高校選抜候補の新10番MF小澤丈(2年)らを怪我で欠いているとは言え、“らしくない”連続失点。後半開始から184cm、80kgのFW峯村拓響(2年)を投入して前線に高さを加え、明桜ゴールをこじ開けにいく。
8分にはMF三國ケースマンエブス(2年)が右サイドからのドリブルでDF2人を剥がし、最後は右足アウトでゴール。だが、明桜はゴール前の競り合いで食い下がり、決定打を打たせない。


青森山田はMF三國ケースマンエブスのゴールなどで反撃したが⋯
逆に14分、明桜はカウンターから前川のスルーパス。山本がスライディングシュートで決め、ハットトリックを達成した。青森山田もCB森明陽磨(1年)の左CKをCB木村魁心(1年)が頭で決め、その後もゲーム主将MF水谷鉄生(2年)のロングスローなどで反撃。だが、5失点が重くのしかかり、2-5で敗れた。
明桜(旧・秋田経法大付高)は近年の強化の成果が出て2020、2022、2023年度に選手権出場。だが、過去2年は夏冬ともに秋田県予選を突破することができていない。それでも、新3年生は“全国ルーキー”に出場している世代で前川は「全国の景色を1年生で見れた。秋田の中でやるんじゃなくて関東のチームとか、そういうレベルを1年生の頃に肌で体感できたのは大きいなと思います」。この日も青森山田に臆することなく戦い、堂々の白星を飾った。
ただし、目標はここではなく、夏冬の全国大会。前川は「自分たちが目指しているのは2年間取れてないインハイだったり、選手権なんで、ここで1つ結果出せたのは大事だけど、また山田倒して尚志ともやれるんで、自分たちがやってきたことがどれぐらい通用するのかとか、まだ他の改善点が見つけたりとか、結果を残すことももちろんやっていますけど、成長するところを一番大事にしたいです」と力を込めた。準決勝の対戦相手は選手権3位の尚志高(福島)。全国トップクラスのチームとの戦いから学び、夏冬の躍進に結びつける。


明桜が5-2で青森山田を撃破
(取材・文 吉田太郎)



