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[新人戦]先輩超え、初の日本一を掲げる尚志は東北3位。新リーダーのCB中村一平「もっと自分たちが強くなるしかない」

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選手権3位・尚志高の新リーダー、CB中村一平(2年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)は「もっと自分たちが強くなるしかない」と誓った

[2.2 東北新人大会準決勝 尚志高 1-2 明桜高 JヴィレッジP4]

 1-2で逆転負けした試合後、尚志高(福島1)の仲村浩二監督はミーティングで「昨年超えるのは大変だぞ!」という言葉を選手たちに投げかけていた。選手権3位の先輩超え、日本一を狙うチームは、東北大会準決勝敗退。先輩たちに続く東北3連覇を果たすことはできなかった。

 指揮官は、「もっとやらないといけないと分かったと思う」。チームリーダーのCB中村一平(2年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)も「先輩たちが全国のベスト4行ったっていうのはとても刺激を受けていて。でも、決勝まで行けていないので、自分たちが決勝行って、優勝しようっていう目標を立てているんですけども、この東北大会で3位っていう結果受けて、もっと自分たちが強くなるしかないと思います」と誓っていた。

 新チームはともにU-17日本高校選抜候補の注目MF星宗介(2年)とMF大熊瑠空(2年)やMF若林衣武希(2年)、CB迫田悠聖(2年)、右SB中村快生と選手権経験者を残し、中村一、左SB寺田悠真(2年)らの台頭もある。

 止める・蹴るの技術力が高く、期待の世代。だが、仲村監督の目にはまだまだ「戦っていない」と映ったようだ。明桜戦は前半5分に大熊のゴールで先制したが、その4分後に失点。若林やFW京増倫泰(2年)らが相手ゴールに迫るも再び勝ち越すことができなかった。

U-17日本高校選抜候補MF大熊瑠空は先制点をマーク

 後半は相手陣内に押し込んだものの、逆に警戒していたカウンターから失点。中村一は「前半とかはまだ引き分けの状況だったんで、いい声が出せたんですけど、負けている状況になってきて、自分も冷静さを欠いてしまったんで。そこでチームを焦らせてしまったかなというのがあります」と反省する。

 アンカー役の星も積極的に前に出るなど同点のチャンスを作ったものの、明桜の粘り強い守りに阻まれた。試合終了間際には寺田の左クロスに星と迫田が反応するも、押し込むことができずに1-2で敗戦。目標の日本一になるためには、福島、東北のライバルたちだけでなく、神村学園高(鹿児島)、流通経済大柏高(千葉)のような強敵に勝っていかなければならない。「全然足りないです」と中村一は現時点での力不足を認めていた。

CB迫田悠聖がドリブルでボールを運ぶ

U-17日本高校選抜候補の注目MF星宗介は反撃の中心に

 新チームリーダーの中村一は、迫田や星とともに新生・尚志の守りの要を担う存在。「自分、声でチームを動かすのが得意な人なんで、そこは引き続きできたらなって思います。(課題の背後への対応は)良くなってると思うんですけど、まだやっと普通レベルに達したみたいな感じなんで、もっと磨いていかないとなって思います」。得意とする左足フィードも毎試合発揮できるようになることを目指す。

 悔しい敗戦は今後の飛躍への糧に。中村一はこれから意識すべきことについて「まずここでもっとチームの組織力を上げて、どこにも負けないようなチームを作り上げることです」。敗戦を受け止め、意識高くチーム力を高めて、4月のプリンスリーグ東北開幕を迎える。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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