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[デンチャレ]シュートセーブ連発も⋯日本高校選抜GK金沢楓(矢板中央高)が悔しがる3失点と「一番の敗因」

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日本高校選抜のゴールを守ったGK金沢楓(矢板中央高/3年)

[2.25 デンチャレ グループB第1節 高校選抜 0-3 関東選抜B グリーンG刈谷]

 関東選抜Bに打たれたシュートは14本。その多くが枠を捉えたもので、190cmGK金沢楓(矢板中央高/3年)は試合終了間際のファインセーブを含めて素晴らしい反応で4本、5本と止めていた。守護神の活躍がなければ、日本高校選抜の失点はより増えていた可能性が高い。それでも、金沢は「自分としては結構、今までで一番ぐらいにパフォーマンスが悪いゲームだった」と悔しがっていた。

「(3失点は)防げない失点ではなかったんで、ここはちゃんと自分で反省して、次に切り替えてやっていきたいなと思います」と金沢。加えて、立ち上がりに自分が流れを悪くしてしまったことを「一番の敗因」とし、責任を感じていた。

 この日は雨に加え、天然芝のピッチがかなり荒れている状況。立ち上がり、ハイラインの裏に抜けてきたボールのバウンドが変わって蹴り損ねると、直後にもロングボールに出て触れないシーンがあった。

「それがなかったらああいう入りから悪い感じのゲームにはならなかったと思うし、そこで自分が悪い流れを作ってしまったっていうのが一番の敗因にあると思うんで、そこは凄い責任感じています」

 チーム全体がバタバタしてしまう中、前半11分に失点。金沢は相手のマイナスの折り返しに対して前に出てボールに触れたが、押し込まれてしまった。「(大久保隆一郎)GKコーチにクロスのポジショニングの時にゴールを守ってる比率がちょっと高いって言われて、自分の中では比率を変えてクロスにどんどん出るっていう目標があって挑んだ」。反応はしたものの、自分がより前に出ていれば止められたという感覚を持っていた。

 2点目、3点目はセットプレーからの失点。特にロングスローから味方DFのオウンゴールとなった3点目も「自分のポジショニングが悪いっていうか、予測とかステップを踏めてなかった」と課題を口にする。

 日本高校選抜の「背番号1」として臨んだ一戦は、「自分も何本かいいセーブがあったと思うんですけど、それ以上に3失点っていう、GKでは結構多い数字なんで全然納得いってないです。細かいところがまだまだ未熟だなって感じた」90分間になった。

 そして、「高校生を代表してここに立たせてもらっている部分があるし、(進路の)明治大学を代表して来ている。そういう責任感っていうところも、大学に進学して強くなったし、(この試合はGKとして)凄い責任を感じているっていう気持ちの方が強いです」と唇を噛んでいた。

 大学の地域選抜チームと真剣勝負をすることができるデンソーカップチャレンジは貴重な機会。無名の石川町立石川中(福島)から矢板中央高(栃木)で貪欲に成長し、日本高校選抜の一員となった金沢はこの経験を今後に活かす意気込みだ。

「大学のトップレベルの選手たちが集まってる大会なんで、(大学入学前に)一足先に大学生のトップレベルを肌で感じているという面に関しては凄くいい大会にしたいなっていう風に思います」。日本高校選抜は3人のGKで競争中。再び出場チャンスを勝ち取り、責任感を持って戦ってチームのゴールを守り抜く。

(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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