beacon

[MOM5425]日本高校選抜FW宮本周征(帝京高3年)_高校生が全日本大学選抜を破る2発!前日卒業式で“ふわふわ”も「PK失敗でスイッチ」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

全日本大学選抜を相手に2発を決めた宮本周征

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.1 デンチャレ5・6位決定戦 U-20 1-2 高校 グリーンG刈谷]

 大学生の地域選抜大会であるデンソーカップチャレンジサッカーに参戦するようになって6年。これまで日本高校選抜は北海道選抜にしか勝利がなかったが、2年連続で5・6位決定戦を戦うことになったU-20全日本大学選抜に2-1で逆転勝ちした。

 まさに歴史を塗り替える2ゴールになった。序盤は劣勢を強いられた高校選抜だが、前半16分にU-20選抜が退場者を出したことで状況が一変。獲得したPKはFW宮本周征(帝京高/3年)が決めることはできなかったが、後半開始直後のプレーで右クロスが流れたボールを収めたDF清水朔玖(鹿島学園高/3年)のクロスのこぼれ球を宮本が蹴り込んで先制する。

 直後のプレーでCKから同点弾を許した高校選抜だったが、10人の相手に優勢に試合を進めると、後半40分、DF瀧口眞大(前橋育英高/3年)の蹴った右CKで作った混戦を宮本が押し込んで勝ち越しに成功した。PK失敗については「もうちょい右に蹴ろうと思ったけど、インサイドで引っかかっちゃった」と頭をかいた宮本だが、「相手はひとり少なかったけど、勝ててよかった」とホッとした表情をみせた。

 毎年のことだが、大会期間中に高校生の卒業式が入ることがある。この日も神村学園や大津、東福岡、矢板中央の選手が離脱。控え選手は3人だけという戦いになっていた。またかくいう宮本が通った帝京高も先日の2月28日が卒業式だったために一時離脱していた。「昨日卒業式で前半はふわふわしながらしかできなくて、PKを外してスイッチが入りました」。残っている14人で、俺らだけでやるぞ――。一致団結して戦うことができたと胸を張った。

 とはいえ個人レベルでみると、大学生を相手に通用しない場面が多かったと振り返る。対峙したCB岡部タリクカナイ颯斗(東洋大1年=市立船橋高)とは「力の差を感じた」という。「今日は自分がどれだけやれるかを試したかったけど、力の差を感じた。大学に入って体を作り直して、タリクさんと真っ向勝負して勝てるようなFWになりたいと思いました」。

 この後宮本は進学する順天堂大の練習に合流し、欧州遠征を行う高校選抜の再招集に備える。「みんなとサッカーができるのもラスト1か月。まず3月は大学でやるので、欧州遠征から帰ってきたらスタートで出れるようにアピールしたい」。歴史を塗り替えることで自信をつけた高校生たちが、次なるステージにやってくる。

(取材・文 児玉幸洋)

●第40回デンソーカップチャレンジ特集
▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

「ゲキサカ」ショート動画

TOP