beacon

[ヤングサッカーフェス]攻撃に自信がつき、「理解できてきている」。注目度上昇中のMF星宗介(尚志)はU-17日本代表、U-17日本高校選抜の経験から進化を加速

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

U-17日本高校選抜MF星宗介(尚志高/2年=矢板SC出身)がドリブルでDF間へ

[3.1 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-17の部 静岡県ユース選抜 1-0 U-17日本高校選抜 草薙陸]

 注目度上昇中のボランチが、この1か月間でまた成長を遂げている。2009年早生まれのMF星宗介(尚志高/2年)は2月にU-17日本代表に初選出され、2月17日から23日まで広島合宿に参加。広島県高校選抜戦や広島ユース戦でゴールに絡むなど、「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」での全勝優勝に貢献した。

 加えて、2月26日から3月1日までU-17日本高校選抜の静岡合宿に参加。静岡県ユース選抜戦では、チームの中心選手として奮闘し、立ち上がりから連続でのセカンドボール回収やハイサイド・中央からの推進力のある仕掛け、サイドチェンジ、ミドルシュートにチャレンジした。

 だが、試合は0-1で敗戦。「前半、ちょっと自分たち蹴りすぎたのかなと。もう少し後半みたいに握れたら、やっぱりチャンスっていうのは多くなったと思いますし、シュートがなかったっていうのが一番の敗因なのかなと思います」と分析する。

 チームとしての連係を欠いた部分もあり、サイド攻撃の際に味方同士の動きが被ってしまうなど、特に前半は中盤の優位性を取ることができなかった。星は自分の指示で改善できなかったことを反省。また、守備時に自身のファウルが増えていることを課題に挙げていた。

 年末年始に開催された選手権では、尚志高(福島)の2年生MFとして躍動。中盤の底の位置で鋭い読みとアプローチからインターセプトを連発し、攻撃でもビルドアップの質や前への推進力のある動きが光る。

 U-17日本代表の練習試合では、ワンツーで中央突破してからスルーパスでアシスト。また、Balcom BMW CUPではゴール前での崩しに係わったり、インターセプトしたことによって得点に関与している。

 星は「そういう経験ができたのはやっぱり一番自信に繋がっていて、最近、結構攻撃が理解できてきている。そこは嬉しいっていう気持ちがあります」。世代トップレベルの選手たちとのプレーによって周りを見る余裕ができ、攻撃のアイディアも増加。これまでよりも自分の動きで味方を活かせることができるようになっている。

 ただし、U-17日本高校選抜ではそれを還元することができなかった。また、守備面についても、コンビを組むボランチとの関係性を向上させてより自分の良さを出さなければならないと考えている。

 U-17日本代表に初選出されたことによって、U17アジアカップやU-17ワールドカップ出場が現実的な目標に。ただし「ワールドカップは出場したいって気持ちはありますけど、やっぱり毎回毎回、結構サバイバルなんで、そこに食い込めるように、もっとこういう場(静岡県ユース選抜戦)でも結果出せるようにしていかないといけない」と自己評価は厳しい。

 U-17日本代表のボランチ争いは、前回のU-17ワールドカップで活躍したMF和田武士(浦和)をはじめ、MF岩土そら(鹿島ユース)、MF藤本祥輝(G大阪ユース)ら強敵ぞろい。星も「(学年が)1個下と思わないぐらい上手くて、びっくりしました」という選手たちの中で特長を発揮し、世界で戦える力を示さなければならない。

 現在、成長を実感している星は、「ほんとに自チームでももっと早くやりたいっていうのが一番の思いなんですけど、ほんとにサッカー楽しいですけど、まだまだ課題が見つかってるんで、今日の試合も勝たせないといけないっていうのが一番の思いですね」。日本代表MF佐野海舟とも比較されるボランチは代表チーム関係者やJリーグクラブからの注目度も上昇中。まずはU-17日本代表やU-17日本高校選抜の活動で学んだことをチームに持ち帰り、自身の進化を加速させる。



(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

「ゲキサカ」ショート動画

TOP