[新人戦]岡山学芸館が3-0で高川学園撃破。高速アタッカーMF酒井万璃が狙いの形から衝撃弾
[3.13 中国高校新人大会1回戦 岡山学芸館高 3-0 高川学園高 サンフレ第一]
第18回中国高等学校サッカー新人大会が13日に開幕し、1回戦4試合が行われた。ともに優勝歴を持つ岡山学芸館高(岡山1)と高川学園高(山口)との強豪対決は、岡山学芸館が3-0で快勝。岡山学芸館は14日の準決勝で市立沼田高(広島2)と戦う。
岡山学芸館は前半2分にCKからFW山田琉斗(2年)が先制点を挙げて高川学園の出鼻をくじくと、25分には10番MF辻琥白(1年)が加点。前日に韓国遠征から帰国したばかりで、CB吉岡大和主将(2年)もU-17日本高校選抜活動によって欠く中だったが、主導権を握って前半を終えた。
そして、後半23分には左サイドでボールを受けた高速MF酒井万璃(2年)がインパクト十分の一撃。飛び込んできた相手選手をスピードで剥がすと、さらにCBとの1対1を縦への動きで振り切る。そして、右足シュートをファーのネットへ流し込んだ。
高原良明監督は「(スピードは)どこでも通用するので。タッチのところをもっと細かくから速く、と今ずっとやっていて、だいぶそれができるようになってきた」と説明していたが、細かなタッチから加速する理想の形でゴール。それでも、本人は「あれが毎回できるかって言われたら、できない可能性の方が高いんで。これからの練習次第かなと思います」と引き締めていた。
ただし、持ち味のスピードは対戦相手の脅威になりうる武器だ。GPS機器測定による最高速度は33.6km/hという圧倒的な速さ。昨年のインターハイ3回戦で神村学園高(鹿児島)と対戦した際も「スピードは通用する部分はあった」と感じている。
その一方、ボールを持つことができず、デュエルの部分は完敗だったという。「そこからサイドバックとか色々やって、結構ボールタッチもできるようになってきて。クロスも練習してきました」。ボールタッチやフィジカル面をより磨き、突破する回数をまだまだ増やしていく意気込みだ。
岡山学芸館は昨年から先発を務めるGK山田聡甫(2年)が決定的なシュートをキャッチしたほか、安定感向上のCB徳村保成(2年)、本来左SBのCB井上樹(1年)らが奮闘。無失点勝利を収めた。
韓国遠征ではフィジカル強度の高い相手と対戦。強豪・FCソウルに3-2で勝利し、高原監督は「最後撃ち勝ったんで、その辺りは彼らの自信には多少なったのかなと思ったりしています」という。
新3年生は岡山学芸館の選手権初優勝(2022年度)を見て入学してきた世代。指揮官は「おこがましいですけど、『もう一回、オレら日本一取るぞぐらいな雰囲気でやれ』って、言っています」と言い、酒井は「(入学時に比べると)今、結構繋げてきてるから、もっと繋げれるようになって、チームとして勝てるようになれたらいい。(個人としては)もっと全国で活躍できるような人間になりたい」と力を込めた。
酒井の双子の弟、FW酒井天舞(2年)は京都橘高の京都府新人戦連覇に貢献。岡山学芸館の高速アタッカーは全国舞台で弟に勝ち、ベスト4、そして日本一になることを目指す。まずは中国高校新人大会でチームを優勝に導き、自信をつけて大会を終える。






(取材・文 吉田太郎)
第18回中国高等学校サッカー新人大会が13日に開幕し、1回戦4試合が行われた。ともに優勝歴を持つ岡山学芸館高(岡山1)と高川学園高(山口)との強豪対決は、岡山学芸館が3-0で快勝。岡山学芸館は14日の準決勝で市立沼田高(広島2)と戦う。
岡山学芸館は前半2分にCKからFW山田琉斗(2年)が先制点を挙げて高川学園の出鼻をくじくと、25分には10番MF辻琥白(1年)が加点。前日に韓国遠征から帰国したばかりで、CB吉岡大和主将(2年)もU-17日本高校選抜活動によって欠く中だったが、主導権を握って前半を終えた。
そして、後半23分には左サイドでボールを受けた高速MF酒井万璃(2年)がインパクト十分の一撃。飛び込んできた相手選手をスピードで剥がすと、さらにCBとの1対1を縦への動きで振り切る。そして、右足シュートをファーのネットへ流し込んだ。
高原良明監督は「(スピードは)どこでも通用するので。タッチのところをもっと細かくから速く、と今ずっとやっていて、だいぶそれができるようになってきた」と説明していたが、細かなタッチから加速する理想の形でゴール。それでも、本人は「あれが毎回できるかって言われたら、できない可能性の方が高いんで。これからの練習次第かなと思います」と引き締めていた。
ただし、持ち味のスピードは対戦相手の脅威になりうる武器だ。GPS機器測定による最高速度は33.6km/hという圧倒的な速さ。昨年のインターハイ3回戦で神村学園高(鹿児島)と対戦した際も「スピードは通用する部分はあった」と感じている。
その一方、ボールを持つことができず、デュエルの部分は完敗だったという。「そこからサイドバックとか色々やって、結構ボールタッチもできるようになってきて。クロスも練習してきました」。ボールタッチやフィジカル面をより磨き、突破する回数をまだまだ増やしていく意気込みだ。
岡山学芸館は昨年から先発を務めるGK山田聡甫(2年)が決定的なシュートをキャッチしたほか、安定感向上のCB徳村保成(2年)、本来左SBのCB井上樹(1年)らが奮闘。無失点勝利を収めた。
韓国遠征ではフィジカル強度の高い相手と対戦。強豪・FCソウルに3-2で勝利し、高原監督は「最後撃ち勝ったんで、その辺りは彼らの自信には多少なったのかなと思ったりしています」という。
新3年生は岡山学芸館の選手権初優勝(2022年度)を見て入学してきた世代。指揮官は「おこがましいですけど、『もう一回、オレら日本一取るぞぐらいな雰囲気でやれ』って、言っています」と言い、酒井は「(入学時に比べると)今、結構繋げてきてるから、もっと繋げれるようになって、チームとして勝てるようになれたらいい。(個人としては)もっと全国で活躍できるような人間になりたい」と力を込めた。
酒井の双子の弟、FW酒井天舞(2年)は京都橘高の京都府新人戦連覇に貢献。岡山学芸館の高速アタッカーは全国舞台で弟に勝ち、ベスト4、そして日本一になることを目指す。まずは中国高校新人大会でチームを優勝に導き、自信をつけて大会を終える。


岡山学芸館MF酒井万璃(2年=レオSC出身)は高速ドリブルで魅せた


岡山学芸館GK山田聡甫は存在感のある動きで無失点勝利


CB徳村保成(4番)らが勝利を喜ぶ
(取材・文 吉田太郎)



