[新人戦] CB根比汐音主将「このギリギリの試合で勝つことができるために…」。最後の一歩にまでこだわる立正大淞南が作陽学園に1-0勝利
[3.13 中国高校新人大会1回戦 立正大淞南高 1-0 作陽学園高 HS広島]
13日、第18回中国高等学校サッカー新人大会(広島)1回戦で優勝3回の立正大淞南高(島根1)と前回大会王者の作陽学園高(岡山2)が対戦。強豪校対決は、立正大淞南が1-0で白星を収めている。
立正大淞南のCB根比汐音(2年=Vervento 京都F.C.出身)は試合後、「これまで強いチームとやってきて、こういう試合になるってことは分かっていました。このギリギリの試合で勝つことができるために、練習でも一歩とかを絶対こだわっていたんで、こういう試合で勝てて良かったなと思っています」と頷いた。
強風に加え、雪もちらつく悪コンディション。だが、根比は「風は難しかったですけど、自分たちだけじゃないし、難しいのは相手もやっぱ難しいと思うんで、しっかりカバー入って冷静にやろうと思いました」と振り返る。
風下の後半もDF岡崎心汰(2年)との2CBを軸に相手のロングボールやクロスに対応した。中でも根比は自信を持つ前への強さや対人守備の強さを発揮。「練習試合でも前のところは負けたことがほとんどなかったんで、そこに自信持ってやろうっていうのはあったんで、勝てて良かったなと思います」。ただし、前半にミスがあったことを指摘。「隙をなくしていかないとダメだなと思いました」と引き締めることも忘れなかった。
立正大淞南は前半にMF相宗龍基(2年)のラストパスからFW村崎斗士輝(2年)が力強いフィニッシュ。後半にもMF小原弦己(2年)や右SB長澤茉夏(2年)がグイグイと前に出て、クロスに注目FW野田歩(1年)が飛び込むなどゴールに迫る。
攻め切られるシーンがあったことも確かだが、南健司総監督が「(根比を中心に)我慢し切れる」と信頼する世代。練習試合でも我慢強さ、勝負強さを発揮してきたというチームは0-0を維持すると、後半19分に先制点を挙げた。
右サイドからのCKを小原が左足で蹴り込む。これを中央の左SB松田遥希(2年)が豪快に頭で決めて1-0。この後、作陽学園の反撃を受けたものの、走力に絶対の自信を持つ立正大淞南は崩れない。
「昨年は怪我が続いて、復帰してからもトップチームで試合出ることはできなかったんですけど、Bの中で先輩たちに揉まれながら球際では絶対負けないっていう強さを磨いて頑張っていました」という根比らがロングボールをバウンドさせないことやシュートコースを与えないことを徹底。1点を守り抜き、タフなゲームを勝ち切った。
練習から細部までこだわっているという立正大淞南は、紙一重の勝負を勝ち切ったことでまた一つ成長。根比は「やっぱり練習試合とかではこれまで勝っているんですけど、こういう公式戦で結果が出せないといけないと思います。この大会で優勝してプリンスリーグに臨んでいこうっていう話でチームでやっているんで、優勝を目指したい」と力を込めた。
全員で戦うチームの主将は、「チーム全体でやるんですけど、やっぱりキャプテンなんで、そこは誰よりも責任感を持って言動とかも意識してやっています。勝っている時だけでなく、負けてる時とかに声出してチームを引っ張れるような選手になりたいなと思います」。立正大淞南は14日の準決勝で瀬戸内高(広島1)と対戦。結果にこだわり、勝ち切って9年ぶりの優勝に王手をかける。






(取材・文 吉田太郎)
13日、第18回中国高等学校サッカー新人大会(広島)1回戦で優勝3回の立正大淞南高(島根1)と前回大会王者の作陽学園高(岡山2)が対戦。強豪校対決は、立正大淞南が1-0で白星を収めている。
立正大淞南のCB根比汐音(2年=Vervento 京都F.C.出身)は試合後、「これまで強いチームとやってきて、こういう試合になるってことは分かっていました。このギリギリの試合で勝つことができるために、練習でも一歩とかを絶対こだわっていたんで、こういう試合で勝てて良かったなと思っています」と頷いた。
強風に加え、雪もちらつく悪コンディション。だが、根比は「風は難しかったですけど、自分たちだけじゃないし、難しいのは相手もやっぱ難しいと思うんで、しっかりカバー入って冷静にやろうと思いました」と振り返る。
風下の後半もDF岡崎心汰(2年)との2CBを軸に相手のロングボールやクロスに対応した。中でも根比は自信を持つ前への強さや対人守備の強さを発揮。「練習試合でも前のところは負けたことがほとんどなかったんで、そこに自信持ってやろうっていうのはあったんで、勝てて良かったなと思います」。ただし、前半にミスがあったことを指摘。「隙をなくしていかないとダメだなと思いました」と引き締めることも忘れなかった。
立正大淞南は前半にMF相宗龍基(2年)のラストパスからFW村崎斗士輝(2年)が力強いフィニッシュ。後半にもMF小原弦己(2年)や右SB長澤茉夏(2年)がグイグイと前に出て、クロスに注目FW野田歩(1年)が飛び込むなどゴールに迫る。
攻め切られるシーンがあったことも確かだが、南健司総監督が「(根比を中心に)我慢し切れる」と信頼する世代。練習試合でも我慢強さ、勝負強さを発揮してきたというチームは0-0を維持すると、後半19分に先制点を挙げた。
右サイドからのCKを小原が左足で蹴り込む。これを中央の左SB松田遥希(2年)が豪快に頭で決めて1-0。この後、作陽学園の反撃を受けたものの、走力に絶対の自信を持つ立正大淞南は崩れない。
「昨年は怪我が続いて、復帰してからもトップチームで試合出ることはできなかったんですけど、Bの中で先輩たちに揉まれながら球際では絶対負けないっていう強さを磨いて頑張っていました」という根比らがロングボールをバウンドさせないことやシュートコースを与えないことを徹底。1点を守り抜き、タフなゲームを勝ち切った。
練習から細部までこだわっているという立正大淞南は、紙一重の勝負を勝ち切ったことでまた一つ成長。根比は「やっぱり練習試合とかではこれまで勝っているんですけど、こういう公式戦で結果が出せないといけないと思います。この大会で優勝してプリンスリーグに臨んでいこうっていう話でチームでやっているんで、優勝を目指したい」と力を込めた。
全員で戦うチームの主将は、「チーム全体でやるんですけど、やっぱりキャプテンなんで、そこは誰よりも責任感を持って言動とかも意識してやっています。勝っている時だけでなく、負けてる時とかに声出してチームを引っ張れるような選手になりたいなと思います」。立正大淞南は14日の準決勝で瀬戸内高(広島1)と対戦。結果にこだわり、勝ち切って9年ぶりの優勝に王手をかける。


U-16日本代表歴を持つFW野田歩が攻撃の中心に


後半19分、左SB松田遥希(右)が決勝ヘッド


1-0で勝利。CB根比汐音主将中心に勝利を喜ぶ
(取材・文 吉田太郎)



