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[MOM5571]尚志MF齋藤真希人(2年)_尚志屈指の技巧派が攻撃の中心に。先制アシストに加え、左足ボレー弾

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前半10分、尚志高MF齋藤真希人(2年=クラブ・ドラゴンズ柏U-15出身)が左足ボレーシュートを決め、2-0

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.29 プリンスリーグ東北第11節 尚志高 5-0 帝京安積高 帝京安積高校サッカー場]
 
 特に前半は中心選手のようなパフォーマンス。尚志高(福島)屈指の技巧派、MF齋藤真希人(2年=クラブ・ドラゴンズ柏U-15出身)が1ゴール1アシストと結果も残してチームを勝利へ導いた。

 試合開始直後、中盤で前を向くと、「自分でチャレンジしても良かったんですけど、相手が(内側に)締めてきていたし、奥村君が呼んでいたし、先制点が欲しかったというのを考えて」左前方へのラストパスを選択。MF奥村玲央(3年)へ通し、先制点をアシストした。

 さらに前半10分、尚志は左CKをニアのFW木村瑠海(3年)がフリック。中央の齋藤は、胸コントロールから鮮烈な左足ボレーをネットに突き刺した。「マークいなかったんで打つことができた。シュートは左の方が得意っていうのがあって、ゴールも左の方が多いです」。右利きだが、左足シュートが得意。序盤で勝敗の行方を大きく傾けた。

 その齋藤は、仲村浩二監督が「技術っていうものに関しては凄いんじゃないかと思います」というテクニックで攻撃の中心に。帝京安積高(福島)はハイプレスでボールを奪いに来ていたが、尚志はトップ下の齋藤が幾度もボールを引き出してロストすることなく味方に繋いでいた。

 巧みに相手の逆を取ってドリブル、パス。「自分は触ってナンボの選手だと思っている」というMFは積極的にボールに係わり、強みであるドリブルで運べるところも表現していた。今季はプリンスリーグ東北開幕戦で先発出場するなど出場機会を増やしているが、前期はボールを失うこともしばしば。「そういう意味ではそこは1個成長して、そのお陰もあってフルで出れるようになったのかなと思っています」と微笑んだ。

 ただし、後半は攻撃に関与する回数が減少。「自分としても落ちちゃったところがあったんで、そこやっぱどれだけ継続してできるかっていうのは自分の課題だと思っています」。人間的にも成長し、先発に定着する意気込みだ。

 サイズや身体能力がある訳では無いが、自分の武器は強豪・尚志の先輩たちにも負けないという自信がある。「前向きでボール受けた時とか、ターンした後のドリブルとかは得意としているんで、そういうところを見て欲しいです」。憧れはFWネイマールやFWリオネル・メッシ。参考にしているという10番MF若林衣武希(3年)とまた異なるタイプの技巧派は、ドリブルで相手を剥がしてからゴールに関与し、プロや代表にアピールすることも狙っている。

「今の自分たちの代の代表とか見ると、プロ内定がいっぱいいたり、自分の1.5列目のポジションはいっぱいいい選手が揃っているんで、そこ入っていくためにはもっと結果、ゴールだったりアシストにやっぱこだわらないと、上手いだけだったら入れないと思うんで、もっとこだわって、結果出して、そこに入っていきたいと思っています。(将来は)一番は海外に自分行きたいんで、この2年生の時の選手権が大きいので、プリンス(リーグ東北)もちゃんと結果残しながら、選手権でしっかりと結果残して、高校選抜と代表に入れるようにしたい」

 レジスタFC(埼玉)、クラブ・ドラゴンズ柏U-15(千葉)出身。高校では「パスサッカーをしてみたい」「パスサッカーと言ったら尚志だった」という理由で福島の強豪校へ進学した。U-17日本代表MF星宗介(3年)や若林、左SB寺田悠真(3年)ら注目選手の多いチームで台頭中の2年生アタッカー。厚い選手層の中で出続けることは容易でないが、将来のためにも尚志で不動の存在になる。

存在感を放った2年生アタッカーがゴールを喜ぶ


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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