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[プリンスリーグ東北]4戦5発で帝京安積をインハイへ導いたエースFW鈴木珀主将。2つの目標達成へ、得点を取ることに「こだわってやっていきたい」

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帝京安積高のエースFW鈴木珀(3年=VITTORIAS FC出身)は前線でボールを収め続け、攻撃の中心に

[8.29 プリンスリーグ東北第11節 尚志高 5-0 帝京安積高 帝京安積高校サッカー場]

「点取ることは自分の仕事だと思うんで、マークにつかれようが、点取るっていうのはこだわってやっていきたいです」

 帝京安積高(福島)のエースFW鈴木珀(3年=VITTORIAS FC出身)がシーズン後期での連発を誓った。鈴木はプリンスリーグ東北の尚志高(福島)戦で1トップとして先発出場。立ち上がりからの連続失点によって冷静の展開を強いられる中、前線でボールの収まりどころになり続けていた。

 チームは鈴木を起点にボールを繋いでクロスやラストパス。だが、「やっぱ打ち切ったり、決め切ったりっていうのが、尚志さんとの違い」と振り返ったように、プレスバックの速い相手の守りを崩し切ることができなかった。

 警戒されていた鈴木は、前を向いた際に距離を取って守られたこともあってシュートゼロ。「ゴール前で人が多くても打ったりとか、もっと味方を活かせるプレーもしていかないといけない」。前線からの守備や鼓舞する声でもチームを引っ張っていたが、怪我の影響もあって後半18分に交代。そして、ゴール前の攻防など自分たちの弱さが「モロに出た」という0-5の敗戦を悔しがっていた。

 鈴木は1年時からプリンスリーグ東北でゴール。今季は山形ユース戦での一撃など3得点をマークしている。また、インターハイ予選では郡山高との代表決定戦(準決勝)での2発や尚志高との決勝での先制点など全4試合で得点。関東大学1部リーグの強豪へ進学予定の注目ストライカーだ。

「自分は結構中学まで足元で受けるタイプだったんですけど、(監督の)小田先生に背後っていうか、怖いプレーをやるっていうように言われていて、尚志とやる時とかは特にクリアだったり、ダイレクトでボーンって蹴ったボールで(相手を裏返すために)抜けるっていうのも常に狙っています。あとはプレスのところで、どのチームのフォワードよりも前から行くっていうのはできると思うんで、そこは武器にしていきたい」

 鈴木の憧れのストライカーは、自身と同じ身長173cmながら、屈強なDFからゴールを奪い続けた元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ。上のステージで活躍することも目指しているが、まずはプレミアリーグプレーオフ進出、旧・安積商高時代以来となる選手権出場という帝京安積の歴史を変えることに全力を注ぐ。

「(プレミアリーグプレーオフ進出は)ここから上がっていけば全然あると思うんですけど、逆に降格っていうのも一歩間違えたらある。ここからグッとギアを上げてっていうか、こんなところで落ちていたらしょうがないと思うので、チームとしても上がっていきたい」。この日は0-5の完敗も序盤を除くと内容は改善できていただけに切り替えて次戦へ。鈴木はリーダーとしてチームを牽引するとともに、「自分の仕事」というゴールで帝京安積を勝たせる。

帝京安積はエースFW鈴木珀主将を軸に反撃

(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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