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「Y☆voice_9」青森山田高GK櫛引政敏「J云々の前に青森山田でタイトルを取ること」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第9回は青森山田高(青森)の日本高校選抜GK櫛引政敏選手(3年)です。1月の全国高校サッカー選手権ではPK戦へもつれ込んだ準決勝でPK3本をストップするなど決勝進出に貢献。そして新シーズンはU-19日本代表候補に選出されたほか、J数クラブのキャンプに参加するなど、注目を集めている。高校年代を代表する守護神が考えている現在の目標と将来とは?


―今年は注目される存在となります。
「まずは注目される以上、自分のパフォーマンスをしっかり出せる波の無い選手になりたい。そこを今後の練習で意識してやりたい」

―プリンスリーグ東北だと、特に相手のワンチャンスに集中しないといけないですよね。
「そうですね。東北だとあまりシュートとかも来ないですが、その前のDFの些細なミスがまだあるので、それを後ろからのコーチングで支えていくことが大事ですね。そこでリーダーシップが取れるようにやっていきたいです。やっぱり集中を維持するのは大変なのですが、ピンチが来たらいい対応できるように準備したいです」

―プロのスカウトからも注目されています。
「J云々の前に、まずはこの青森山田でタイトルを取るということが一番なので、今はJとか考えずに、チームのためにプレーしたいと思っています。最初は名前だけが一人歩きして悩んだ時期もありましたが、今はそれに対しても自分の中で対処できるようになりました」

―いつごろまでに自分の進路を決めたいですか?
「早ければ早いほど、プロで行くチームの自分の目標が明確に出来るので、そこは早めに決められたらなと思います」

―U-19日本代表の合宿にも参加しました。
「トレーニングと試合でのパフォーマンスにあまり波が無い選手が多いので、そこはしっかりと見習って、自分もそうなれるようにしたいですね」(取材日4月24日)

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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