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U-18Jリーグ選抜vs日本高校選抜 試合後会見要旨

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[3.3 FUJI XEROX SUPER CUP2012 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜3-0日本高校選抜 国立]

 Jリーグクラブユースチームの選抜メンバーたちによって結成されたU-18Jリーグ選抜と全国高校選手権の大会優秀選手から選抜された日本高校選抜が戦ったFUJI XEROX SUPER CUP2012 NEXT GENERATION MATCHは、U-18Jリーグ選抜がCB岩波拓也(神戸U-18)、MF石毛秀樹(清水ユース)、MF中島翔哉(東京Vユース)のU-17W杯8強メンバーの3発によって3-0で快勝した。以下、試合後の記者会見要旨


[U-18Jリーグ選抜]
●高田哲也監督(名古屋U18)
「U-17代表選手を中心に攻撃的な選手がほとんどでした。前半もありましたが、カウンターだけを気を付けて、どんどん積極的にゴールに向かっていこうとしました。前半はゴール前で時間がかかり、やりきれないことがありましたが、後半もっといこうということでさらに前がかりになり、いい形で得点がとれたと思います」

―今日のメンバーはトップチームに昇格する才能の持ち主。18歳以降は、なかなか出場機会がない。高田監督も現場監督としてすぐに試合に出られない状況が続いている。才能ある選手が大学生に抜かれている。現場の監督としてどのような認識がある?
「今回3名昇格できて、僕たち育成に携わるコーチとしてはうれしいこと。僕たちはミッションとしてジュニアのコーチからやってきている。上がるのはうれしいのですが、そこから今おっしゃったように、なかなか試合経験がつめない。それはうちのクラブでも話をしています。土曜日開催にJ1がなりますので、日曜日にトップチームの、サテライトのゲームが増えてくると思います。そういう中で、高円宮のプレミアも始まりますし、できるだけ両方大事ですが、上でトレーニングする機会があれば、どんどんいかせたい。トップにどんどんそういう選手がいくことで、公式戦に出られなかった選手にもチャンスがある。Jリーグのクラブで上に行くことは、海外では当たり前。日本でもそういう流れに行ってほしいなというのが本音です」

―今この年代で上にいくために、何を一番重視して、大事なんでしょうか? 最初に浮かんだキーワードを。
「判断を伴った技術です」

●DFハーフナー・ニッキ主将(名古屋U18)
「今日、高校選抜と試合をして良い経験を積めました。球際がすごく強く、苦しい時もありましたが、前半と後半はやり方を変えて、もっとガンガンいって、点を取るようにがんばっていったので、3-0で勝てたと思います」

―宮市選手との対戦の印象
「中3のときにも1度一緒のチームでサッカーをしていた。そこから中京大に入り、本当に成長した。身長も大きくなったし、体の使い方もうまい。これからも活躍する選手だと思います」

―高校選抜の良さは?
「高校生だからプライドが非常に高いので、球際や空中戦のほかの場面、守備でも頑張っていた。攻撃が前半たまにカウンターの速さもあったので、そこらへんは非常に危ない場面が多かったと思います」

[日本高校選抜]
●山下正人監督(駒場高)
「今日の試合は昨日も言ったのですが、まだ選手選考が終わっていないので、前後半でメンバーを代えました。結果は0-3でしたが、ヨーロッパに向けて課題がはっきりして、これからチームとしてやっていかないといけないことが分かりました。Jリーグ選抜は素晴らしい。言い訳ではないですが、(高校選抜は)3年生なんですね。Jリーグ選抜に比べると、練習量も少ないし、帷も受験を終えたばかり。まだまだ潜在能力は高いと思うので、ヨーロッパ遠征に期待してほしい」

―今この年代で上にいくために、何を一番重視して、大事なんでしょうか? 最初に浮かんだキーワードを。
「私は教員なんで、技術とかではなく人間力だと思っています」

●MF國吉祐介主将(四日市中央工)
「試合内容的には完敗だと思っています。相手にポゼッションされて自分たちのやりたいことができなかった。次からは守備から入って、手間をかけずにゴールを目指したいと思っております」

―J選抜の良さは
「パスのテンポがよく、非常にシンプルで、ゴールに行く姿勢がいい。僕たちと違うと思う。ヨーロッパ遠征に向けては、守備面でどこからボールを取りに行くかというコンセプトを決めていきたい」

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