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スイス入国

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Vol.39「結合」

チャリこぎスタジアムの表です。6月23日の記録です。

 朝ごはんは地上800mのテラスからでした。素晴らしい。諸々の準備をしてバスでファドゥーツに戻ったのが10時過ぎ。自転車をこぎ出す前に、ファドゥーツ郵便局から日本に荷物を送りました。

 いろいろとやっているうちに、スタートは11時ごろになってしまいました。今日はリヒテンシュタインからスイスに入り、チューリッヒを目指します。これでジュネーブからの行程とクラーゲンフルトからの行程を結合できます。

 スタートしてすぐに、ビーチサッカーのリーグ戦の看板を見ました。リヒテンシュタインのサッカーはどうなっているのでしょう。FCファドゥーツがスイスリーグに参加していることは知っているのですが(フランスリーグに参加するASモナコみたいなもの)、他に市民クラブなどはないのでしょうか?

 Trisenという街で面白い看板を見ました。表示してある4つの目的地が全て外国なのです。ここがいかに小さい国かわかります。

 やがて橋を渡りました。すると、スイスの旗が掲げられています。国境です。スイスとの国境は、検問も何もなく、橋が1つあるだけでした。

 スイスに入ってまずサルガンスを経由し、その後国道3号を西進してチューリッヒを目指しました。大変美しい山の谷間を縫って、Walen湖のほとりに着きました。
 水のある景色に心を癒されながら走っていたら、だんだんと上りはじめ、いつの間にかものすごい高さまで導かれてしまいました。当然、大変苦しい思いをしました。 対岸の山にある最も高い住宅よりも上に来ています。「国道一桁台をこんな山道にしていいのか?」と思いながら、今度はものすごい急で長い下りに突入。この下りも怖かったです。

 ようやく平地に戻り、今度はチューリヒ湖を目指します。途中、鹿が4頭も飛び出している標識を見ました。どんだけ飛び出すんだ?

 チューリヒに向かう途中の3号線は、ガソリンスタンドが車の展示場となっていてショップがありませんでした。水分補給がままなりません。SPARを見つけたときはホッとしました。

 さて、チューリヒ湖の横の走りやすい3号を進んでいる最中、左足に違和感を感じました。実は元々左足首を痛めていたのですが、この旅で自転車をこぎまくったことで逆に治ってしまっていました。
 それとは別の痛みが左足首外側に走るようになってきました。かかとを上げるような体勢が特にきつい。だんだんと痛みが大きくなってきたので、左足はペダルに添えるだけにして、主に右足一本でこぎ続けました。

 そして時間はかかってしまいましたが、ついにチューリヒ到着。これで2つの行程を結合することに成功しました。
 
 明日(24日)は両行程のゴールとなるバーゼルを目指しますが、左足首が少し心配です。宿に入って風呂でマッサージしましたが若干はれているかも。

今日の走行距離:118km
通算走行距離:1756km

※本コラムは毎日更新予定です。感想をこちらまでお寄せください。

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