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[Y☆voice192]東福岡FW山崎康太「局面を突破できる選手に」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第192回目は東福岡高(福岡)のFW山崎康太選手(3年)です。

 2年時から名門・東福岡で出場機会を得てプレミアリーグでゴールを連発するなど注目されるアタッカー。鮮やかな先制ゴールを決めた全国高校総体初戦の後に現在の武器と目標を聞いた(取材日:7月29日)。

―八千代との高校総体初戦は流れを引き寄せる一発だった
「思い切って撃ちました。ファーストタッチが右足でいいところにいったので、シュート撃つことしか考えていなかったです。入ったから良かったです」

―後半の開始直後は良くボールに絡んでいた
「前半はあまりボールが来なくて全然疲れていなかった。『どんどんこっち使って』と言っていた」

―2点目も起点になった
「中にフリーの選手がいた。そこが見えていたのでパスを出して、決めてくれたので良かった」

―自分の自信のある武器は通用した?
「ドリブルは通用したかなと思います」

―チームにとって今回の総体は
「全国制覇しか見ていない。全国制覇したいです」

―対戦相手の八千代の印象は?
「身体能力が高くて結構攻められる場面があった。でも自分達のディフェンスが身長は低いけれど、良く競り合ってくれて、守れたと思います」

―山崎選手から見る守備陣の印象は
「守備陣は気持ちが強いので身体を張ってくれる。それを見て、自分らが点取らないといけないと思っている」

―今年は周りの期待も大きい
「『弱い、弱い』と言われた代なので、それでも勝てたので良かったです」

―春のサニックスカップで優勝したり評価は高いと思うけれど
「新人戦も勝てていなくて、『オマエらの代は弱いから挑戦者の気持ちでやれ』と言われていた。サニックスはみんなの気持ちがひとつになって勝てたと思います」

―去年から公式戦を経験している
「去年から出ている選手が少なくて、今年のチームは経験値とかがない。でも、今はかみ合ってきて2年生にもいい選手がいる。3年と2年とがかみ合ってきて良くなってきている」

―赤いユニフォームは憧れ
「自分は長崎出身なんですけど、ヒガシの試合を見て凄いサッカーだなと思った。(実際入学してみると)レベル高い選手が多くいた」

―その東福岡は今、全国タイトルから少し遠ざかっている
「今年は獲りたいです」

―自分自身はどのような選手になりたい
「ドリブル突破や局面を突破できる選手になりたいです。中にも縦にもいけるようなドリブルが得意です」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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