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途中出場ドゥンビアの2発で10人のCSKAが今季初勝利! 本田もフル出場

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[7.23 ロシア・プレミアリーグ第2節 CSKAモウクワ2-1クリリヤ・ソヴェトフ]

 ロシア・プレミアリーグは23日、第2節を行い、CSKAモスクワはホーム開幕戦でクリリヤ・ソヴェトフと対戦した。日本代表MF本田圭佑は開幕戦に続きフル出場し、司令塔として逆転での今季初勝利に大きく貢献した。

 開幕戦で昇格組のウラル・スベルドロフスクと引き分けていた昨季王者のCSKAモスクワは、この第2節でも苦戦を強いられる。前半8分には左SBゲオルギ・シュチェンニコフが退場してしまう。さらに同13分にはPKを与えると、これを決められてしまう。早い時間帯で数的不利となった上に、先制点まで許してしまったのだ。

 前半21分にはCSKAモスクワも、FWバグネル・ラブがPA内で倒されてPKを獲得する。しかし、MFアラン・ジャゴエフが豪快にクロスバー上へと外してしまった。その後もCSKAモスクワは、数的不利を感じさせないほどボールをキープし、チャンスをつくったが決められない。同35分には本田からラブにスルーパスが通るが、シュートは左へ逸れて行った。10人のCSKAは前半を終えて60%の支配率を記録したが、得点を挙げることはできなかった。

 後半に入ってからも、CSKAはクリリヤを圧倒する。FWアフメド・ムサが相手GKと1対1になる決定機もあったが、シュートを止められてしまう。イヤな流れを変えたのは、途中出場したJ2の徳島でも活躍したFWセイドゥ・ドゥンビアだった。後半21分からピッチに立つと、その1分後には本田からのパスを受けたジャゴエフが縦パスを送る。これを受けたドゥンビアが、絶妙なトラップから同点ゴールを記録。さらに、同34分には本田の強いスルーパスをPA内で受けて、鋭くターン。そこを相手DFに潰されて、PKを獲得。これをドゥンビアが自ら決めて、CSKAが逆転に成功した。

 10人のCSKAは後半36分に、ムサを下げてMFマルク・ゴンザレスを投入。2ゴールのドゥンビアを1トップに据えた4-4-1に布陣を変更した。クリリヤの反撃に耐えたCSKAが、このまま2-1で逃げ切り、ホーム開幕戦で今季初勝利を挙げている。

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