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[DFB杯]清武、120分間フル出場も…ニュルンベルクはPK戦で初戦敗退

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[8.4 DFBポカール1回戦 サンドハウゼン1-1(PK4-3)ニュルンベルク]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は4日、各地で1回戦を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でサンドハウゼン(2部)と対戦した。1-1のまま延長戦でも決着が付かなかった試合は、PK4-3でサンドハウゼンが制した。清武は右MFで先発し、延長戦を含めて120分間フル出場したが、無念の初戦敗退となった。なお、MF金崎夢生はベンチ外だった。

 ニュルンベルクは前半27分、MFロベルト・マクのスルーパスに抜け出したFWダニエル・ギンツェックが右足でGKの股間を抜き、先制点。昨季はレンタル先のザンクト・パウリでプレーし、今季、ドルトムントから完全移籍で加入した期待の新戦力がさっそく結果を残した。

 先制後はサンドハウゼンの反撃を受け、決定的なピンチも招きながら何とかしのいでいたニュルンベルクだったが、後半13分、相手FKからの競り合いでDFチャンドラーがファウルを取られ、PKを献上。これをDFシャウエルテに決められ、同点に追いつかれた。

 試合は激しさを増し、互いにファウルも増える。後半24分には清武も危険なタックルでイエローカードを受けた。結局、試合は90分間で決着付かず、1-1のまま延長戦へ。再三、セットプレーからゴール前にボールを供給した清武だが、あと一歩のところで合わせ切れず。延長後半12分にはこぼれ球を自ら狙ったが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 試合はそのままPK戦に突入。先攻のニュルンベルクは清武が1人目を務め、落ち着いてゴール左に決めるが、2人目のMFバリチュがGKに止められる。サンドハウゼンは4人目まで全員が成功。ニュルンベルクは5人目のDFプラッテンハートもGKの好セーブに遭い、PK3-4で初戦敗退が決まった。


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