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インテルは今季4度目ドロー…長友は10試合連続フル出場

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[10.29 セリエA第10節 アタランタ1-1インテル]

 セリエAは29日、第10節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でアタランタと対戦し、1-1で引き分けた。長友はこの日も左MFで先発。開幕から10試合連続のフル出場を果たしている。

 インテルは前節ベローナ戦で4試合ぶりの白星を挙げた。だがここ5試合連続失点、特にここ3試合で8失点と守備の立て直しが急務となっている。この日はDFアンドレア・ラノッキアに代えてDFワルテル・サムエルを今季初先発で起用。サムエルは3バックの真ん中に入った。

 先制はインテルだった。前半16分、右サイドからMFマテオ・コバチッチがクロスを入れると、FWロドリゴ・パラシオが頭で折り返す。これをMFリッキー・アルバレスがコースのない中でニアサイドに蹴り込み、先制に成功した。

 しかし前半25分にアタランタも反撃。右サイドから上がったクロスをサムエルに競り勝ったFWヘルマン・デニスがヘディングシュートでゴールに収める。デニスは昨年のインテル戦でも2試合で5ゴールを記録。今季もキラーぶりを如何なく発揮した。

 後半開始からインテルはGKを交代。GKサミール・ハンダノビッチが前半途中にゴールキックを蹴った際に脇腹付近を負傷。代わってGKフアン・パブロ・カリーソがゴールマウスを守った。

 後半は均衡した状態が続いた。インテルは2枚目のカードとして切ったFWマウロ・イカルディが28分に左足シュートを放つが、これは惜しくも右ポストに嫌われる。逆にアタランタも37分、CKからDFマリオ・ジェペスがフリーでシュートを放つがカリーソのビッグセーブに防がれ勝ち越し点を奪うことは出来なかった。

 このまま試合は1-1で終了。3試合負けなしとしたインテルだが、今季早くも4度目のドローゲームとなった。


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