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[C☆voice_21]福岡大DF牟田雄祐「攻撃を組み立てるくらいの気持ちで」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第21回は全日本大学選抜に選ばれ、現在トルコ遠征中(7月28日~8月7日)の福岡大のDF牟田雄祐選手(福岡大2年=筑陽学園高)です。2年生ながら福岡大では主将を務め、チームを牽引。そして今年度、ついに全日本大学選抜に選出されました。牟田選手の全日本選抜への意気込み、そして今後にかける意気込みとは?

-初の全日本選抜は?
「まだ始まったばっかりでみんなのことが全部は分からないので、とりあえず自分を出して、早くみんなを理解していきたいと思っています」

-今回の選抜はどんなチーム?
「最初は余所余所しかったんですけど、ふざけるとこはふざけたり、バカ出来るとこはバカしたり、みんなそういうとこは楽しいチームだと思います」

-選抜でのアピールポイントは?
「ヘディングは負けたくない。トルコに行っても負けたくないし。そういうところは自信を持っているので、そこは出していきたい。あとはみんな足下とか上手くつなげるんで、自分はCBですけど、そこから攻撃を組み立てるくらいの気持ちでやっていくつもりです」

-チームでは主将だが、ここでの役割は?
「(全日本選抜の)主将は明治の宮阪君だけど、自分がチームを動かすくらいの気持ちでやらないと。声を出してやっていきたいですね」

-総理大臣杯の敗退があった中で選抜に乗り込んできたわけですが?
「総理杯で負けて悔しかったけど、インカレまでは時間があるので、個人としては、次の全国レベルの試合まで、どれだけ成長できるのかっていうことと。5月にU-21の代表に行って、自分のプレーが全然出来なかったんで。こういう選抜とか上のカテゴリーでも、どんどん自分を出して、やっていきたいと思ってます」

-U-21では全然出来なかった?
「超悔しかった。何にも出来なかったんで。出来ない部分はなかったと思うが、自分で(出来ないと)決め付けていたし、勝手に壁を作っていたんだと思う。もっと出来たはず。やっぱり気持ちが大きいと思うので、今回の選抜は、変に壁を作らないでしっかり楽しみたい」

-今後の目標は?
「来年のユニバに向けて、チームとしても個人としても成長して、またこっちに帰ってきて、その吸収したのをチームとか周りに還元したいです」(取材日:7月27日)

(取材・文 片岡涼)

連載:「College star voice」

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