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[Y☆voice114]札幌U-18MF荒野拓馬「ボールを失わない選手に」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第114回はコンサドーレ札幌のU-18日本代表候補MF荒野拓馬選手です。
 
 正確なパスさばきとここぞの場面で見せる仕掛け、そしてスペースを突く動きなど完成度の高いMFは昨年、チームの10番として全国大会の上位進出に貢献。すでに今年、トップチームに帯同している期待の司令塔の、今年の目標とは?(取材日5月7日)

―三菱養和SC戦は後半は一方的に攻めていたけど引き分け
「前半失点してしまって。(1点を追う)後半は押し込む場面があって、こういう展開になったらみんな気持ちが出る。(勝ち越し点を)絶対に取ろうとしていた。でも決められないのが課題」

―自分自身のプレーについては
「自分はきょうのような試合で大事なところでチームに貢献しなければいけない。ワイドへつないで、外と内を使い分けて攻めようと意識していた。最後は(決勝点を)狙っていましたけど、決められなかった。あときょうはセカンドを拾われることが多かったです」

―怪我明けでの試合だったが
「腰はまだ痛みがある。でも試合に出ている以上そういうことは言えない」

―自分自身の武器とは
「中盤でのさばき。ボールを失わない選手になりたい。だからイニエスタとか好きです」

―トップチームとユースとの掛け持ちだが
「自分がトップの試合に絡めれば自分としても、チームとしても刺激になる。まだトップで試合メンバーに入れていないこと、結果をユースで残せていないことは悔しいです」

―今年1年の目標を
「個人としてはトップで出ることを目指してやっていきたい。トップの試合に出られるときに自分の100パーセントが出せるように準備したい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」)

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