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[高校MOM_20]浦和東DF藤光樹(3年)_右足キックがチームの武器

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]

[高校サッカー・近畿まほろば総体]

[6.21 全国高校総体埼玉県大会決勝 浦和南 0-2 浦和東]

 今年の浦和東の『武器』は、両サイドバックにある。左の松田篤樹、右の藤光樹。彼らはそれぞれ精度の高いキックを繰り出す足を持っており、セットプレーになると彼らがキックポジションに入る。松田の左足か、藤光の右足か。
 「GKのポジショニングや状況を見て話し合って決めて」、彼らのどちらかのキックが繰り出される。準決勝の西武台戦、決勝点となった先制弾は、CKを蹴った藤光の右足から生まれた。浦和南との決勝戦は2点とも松田と藤光の左右のキックからもたらされた。味方の相手に届くピンポイントなキック。共にドリブルもうまく、流れの中でも彼らはチャンスメーカーとして重要な役割を果たす。
 「セットプレーになったら得点となるように、インターハイに向けてもっと精度を上げていきたい」。インターハイでは浦和東が誇る左右の『飛び道具』の進化が見られそうだ。

(取材・文 安藤隆人)

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