beacon

[MOM214]早稲田大MF白井豪(4年)_2試合連続ゴール、この日も2得点で勝利に導く

このエントリーをはてなブックマークに追加

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.22 大学選手権準々決勝 早稲田大 2-1 札幌大 BMWス]

 大雨が降りしきる中での難しい試合だった。だが前半7分と26分に得点を挙げたMF白井豪(4年=三鷹高)は「雨降ることは前日から予想されていたので、自分たちの戦い方を徹底しようという話をしていました」と冷静に試合に臨んでいた。この日の早稲田大の全得点を挙げて、勝利に導いたことには「結果を残せているのは素直にうれしいですね」と素直に白い歯をこぼした。

 1回戦に続く2試合連続弾となった白井。シュート数でもチーム最多の5本を放つなど、シュート意識の高さも好調の要因だ。ただ後半ハットトリックを決めるチャンスもあっただけに、「結果として得点で来ていることはいいのですが、まだまだ課題がある」とまだまだ慢心はない。

 早稲田大は5年前の優勝時以来のベスト4を決めた。準決勝の相手も鹿屋体育大に決まった。「どの相手が来ても自分たちがやるサッカーは変わらない。自分たちの強みを表現して戦うだけなので、どこが相手だとかは気にしていません。いくらトーナメントとはいえ、決めきるところで決めないと。チームとしても苦しい時間帯が続いてしまいますし、前線の選手が決めるべきところをきっちり決めないと勝てないと思う。中1日ですが、もう一度確認したいと思っています」。勝って兜の緒を締めた。

 白井ら4年生の活躍が目立つ早稲田大だが、最初で最後のインカレとなる。最終学年での夢の舞台。有終の美で飾りたいところだ。

[写真]2試合で3得点と絶好調のMF白井豪

(取材・文 児玉幸洋)

▼関連リンク
第61回全日本大学選手権特集

TOP