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[C☆voice94]関西大DF寺岡真弘「国際舞台に立てるチャンスが目の前にある」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第94回は関西大の全日本大学選抜DF寺岡真弘選手(4年=神戸U-18)です。

 11年AFC U-19選手権でアジアの舞台を経験している注目CB。鉄壁の守りで関西のタレント軍団を支えるDFの現在の課題と目標とは?(取材日:4月24日)

―全日本大学選抜の練習試合は2-1で勝利。手応えは
「昨日ハードな練習をして、みんな疲れもあった中で2-1で折り返せたことは評価できることだと思うし、相手のツボを突いて点を取る。相手が何でこんな簡単に点取られるんやろう、と思うような相手のツボを捉えてやろうと言っている。その点で2点取れたことは評価していいと思う。でも、個人的にはあの1点(失点)はいらなかった」

―サイドに追い込む部分で逃げられてしまうと、失点シーンのような形も
「今回のキャンプ自体の目的は意識付けが一番大事。それを全体で合わせて行くことが大事になってくる。今はしっかりチャレンジして、失敗してもいいからそれをしっかり修正してということができれば理想」

―寺岡クンがチームにもたらす部分は
「もしもユニバーシアードに行くとなった時に格上が相手だったりすると思うので、絶対的に失点しないというところだったりというのをチームに求めていきたいと思っている。チームを一つにして向かう方向というのをボクなり、CBの選手がしっかりできたらチームとして結果を残せると思う」

―U-19の時は世界には届かなかった。何を試したい
「こういう国際舞台に立てるチャンスが目の前にある。そこにまず行って、そこで勝てるように、この仲間というかチームのみんなと切磋琢磨して、成長していくことを目指している。そうなった時に国際大会に行ってもしっかり戦えたり、個人で負けてもチームとして戦えたりする部分があると思う」

―きょうはゴールも決めた
「あ! みたいな感じでしたね。結果としてゴールで。得点とかセットプレーから狙えるのでしっかりと狙いたいです」

―プロ駆け上がる前に大事な一年
「ボクが目標にしているのはどこに行くとか、そういうのじゃない。行って1年目から試合で使ってもらうためにはまだまだ足りないと思う。運動量であったり、細かいカバーリングというのは上には上がいると思うし、それが分かっている。そういうところを普段の練習や試合で増やしてレベルアップしていきたい」

―チームの目標は
「全国大会にまずは出ること。タイトル取れるように、強いのは分かっているので、経験をチームに還元してチーム全体がレベルアップできるように考えています」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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