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バースデー勝利の川崎F・風間監督「最高の誕生日を迎えられた」

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[10.16 天皇杯3回戦 川崎F3-0東京V 等々力]

「きょうは試合の日で良かったなと思いました」。この日は川崎フロンターレ風間八宏監督の52回目の誕生日だった。昨年は練習場で誕生日を祝う選手たちに小麦粉まみれにされた風間監督だけに試合後の記者会見で「(練習ではなく)試合の日で良かった」と口にしたが、チームも勝って最高の誕生日となった。

 3-0で快勝した試合後、風間監督はスタンドのサポーターの下へ。「サポーターの方からお祝いをしてくれるということで声をかけられたので行かせてもらいましたけれど、本当に温かいサポーターでいつもいつも我々の後押しをしてくれる。最高の誕生日を迎えられたと思います。ただ、もらったものが、ドラゴンボールだったので(苦笑)、その意味は今度聞いてみたいと思います。選手には『そんなにドラゴンボールが好きなんですか?』と聞かれたんですけど。嫌いではないですが、自分の中でなにか言ったのかなとちょっと考えています」。今度は試合内容、結果でサポーターに恩返し。“風間イズム”をよりチームに浸透させ、攻撃的で“楽しい”サッカーを展開し、サポーターにタイトルを届ける。

(取材・文 吉田太郎)
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