バイエルン(ドイツ)は14日、バルセロナ(スペイン)からMFチアゴ・アルカンタラを獲得したと発表した。数日中にメディカルチェックを行い、2017年6月30日までの4年契約を結ぶ。

　移籍金は2500万ユーロ(約32億円)と発表されたが、バイエルンが支払うのは2000万ユーロ。残りは両チーム間で行われる親善試合の収益で支払われる。さらにチアゴがバルセロナからの給与の一部を放棄することで移籍成立に至った。また契約の中には、バイエルンとバルセロナが4年以内にフレンドリーマッチを組むことも含まれた。

　バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は公式サイトで、「チアゴ・アルカンタラの獲得は、ジョゼップ・グラルディオラ監督の強い希望によるものだった」と明かし、「この大きな移籍を成功させることができて嬉しい。チアゴはU-21欧州選手権でベストプレーヤーに選ばれたばかりだ。ものすごいポテンシャルを持ったファンタスティックな選手」と22歳のスペイン人MFを評価した。

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