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清武が劇的な同点FK弾!!細貝との日本人対決はドロー

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[8.18 ブンデスリーガ第2節 ニュルンベルク2-2ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは18日、第2節2日目を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームでMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、2-2で引き分けた。1-2の後半44分に清武が劇的な同点FK弾。清武、細貝ともにフル出場した日本人対決は引き分けに終わった。

 清武は右MFで公式戦3試合連続の先発。細貝はボランチで2試合連続の先発出場を果たした。試合は前半3分、攻め上がった細貝がMFアレクサンダー・バウムヨハンの右クロスに思い切りよく頭で合わせるも、わずかに枠外。同10分には再びヘルタがチャンスを迎えたが、MFアニス・ベン・ハティラのFKは枠を外れた。

 対するニュルンベルクは前半20分、清武の左FKにFWダニエル・ギンチェクが頭で合わせるが、惜しくも右ポストを直撃。徐々に攻勢を強めると、前半終了間際の42分に試合は動いた。センターライン付近でくさびを受けたギンチェクが体を張ってボールをキープ。DF2人を振り切ってスルーパスを送り、FWヨシップ・ドルミッチが右足で流し込んで先制に成功した。

 開幕戦でフランクフルトに6-1で圧勝したヘルタも簡単には引き下がらない。後半4分には細貝が左サイドの高い位置でボールをキープ。ベン・ハティラにボールをつなぎ、クロスボールにFWアドリアン・ラモスが頭で合わせたが、ゴール右へ外れた。

 ニュルンベルクを押し込むヘルタ。後半16分、PA内でボールを受けたFWサミ・アラギが鋭い切り返しでDFをかわし、左足でシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ラッキーな形で同点ゴールとなった。さらに同33分、PA内に仕掛けたバウムヨハンがDFハビエル・ピノラに倒され、PKを獲得。これをMFロニーが落ち着いて決め、2-1と逆転した。

 しかし、このまま試合終了かと思われた後半44分、試合は劇的な幕切れが待っていた。ニュルンベルクは右45度の位置でFKを獲得すると、清武が右足を振り抜いたキックは左のサイドネットへ一直線。GKが一歩も動けない鮮やかな直接FKを決め、土壇場で2-2の同点に追いついた。清武の今季初ゴールで引き分けに持ち込んだニュルンベルクは開幕から2戦連続ドロー。ヘルタは終盤の失点で開幕からの連勝を逃した。


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