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新加入のエジルが11分で先制点演出!! アーセナルがサンダーランドに勝利

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[9.14 プレミア・リーグ第4節 サンダーランド1-3アーセナル]

 プレミア・リーグは14日、第4節を各地で行い、FW宮市亮の所属するアーセナルは敵地でサンダーランドと対戦。移籍市場の最終日9月2日にアーセナルに加入したMFメスト・エジルの活躍もあり、アーセナルが3-1で勝利し、連勝を3に伸ばした。宮市はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 アーセナルがクラブ史上最高額となる4000万ポンドの移籍金で獲得したエジルが、早々と結果を出した。前半11分、後方からのロングボールを左サイドで受けると、浮き球を柔らかいボールタッチでコントロールし、グラウンダーのクロスをゴール前に入れる。そこに走り込んだFWオリヴィエ・ジルーがゴールを揺らし、先制点を挙げる。

 前半14分には、CKからのピンチをクロスバーに助けられたアーセナル。その1分後には、再びエジルがチャンスをつくる。FWテオ・ウォルコットにスルーパスを通し、GKと1対1の場面をつくったが、ウォルコットのシュートはGKウェストウッドに阻まれて、決定機を生かせない。前半終盤にもウォルコットは2度のチャンスを得たが、得点を挙げられないまま、前半を折り返す。

 後半3分、アーセナルはDFローラン・コシールニーがPA内で相手選手を倒してPKを与えてしまう。これをMFクレイグ・ガードナーが決められて、試合は振り出しに戻った。その後もサンダーランドに押し込まれたアーセナルだが、追加点は与えない。迎えた後半22分、アーセナルは右サイドからの折り返しをMFアーロン・ラムジーが右足のボレーシュート。これが決まって再びアーセナルがリードした。

 疑惑の判定が起きたのは、後半25分だった。サンダーランドのFWケンワイン・ジョーンズがDFバカリ・サニャに抱き付かれるような形になる。サニャを振り切り、ジョーンズはシュートを打つと、ボールはGKに当たりながらもゴールラインを割ったように見えた。しかし、主審はサニャにつかまれた時点でファウルの笛を吹いていたため、得点は認められなかった。

 助けられたアーセナルは、後半31分に文句なしのゴールを決める。ラムジーを起点に、エジル、ジルーと素早いパス回しでサンダーランドの守備を崩すと、最後は再びラムジーがパスを受けてシュート。この得点で勝負あり。アーセナルが3-1でサンダーランドを下し、3連勝を飾っている。


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