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長谷部が新天地デビュー、清武とそろって先発も今季初勝利ならず

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[9.15 ブンデスリーガ第5節 ブラウンシュバイク1-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは15日、第5節3日目を行い、ニュルンベルクは敵地でブラウンシュバイクと対戦し、1-1で引き分けた。今夏の移籍市場でニュルンベルクに加入したMF長谷部誠は先発で新天地デビュー。MF清武弘嗣とともに先発出場したが、チームを今季初勝利に導くことはできなかった。

 日本代表合宿を終え、12日に合流したばかりの長谷部だったが、ダブルボランチの一角でさっそく先発出場。清武も4-2-3-1のトップ下に入り、日本代表2選手がそろい踏みした。

 開幕から2分2敗のニュルンベルクと、開幕4連敗中のブラウンシュバイク。互いに今季初勝利を目指した一戦はホームのブラウンシュバイクが立ち上がりから攻勢に出たが、崩し切るまでには至らず。ニュルンベルクは前半14分、自陣からのロングボールに清武が反応。正確なトラップから右足を振り抜いたが、シュートはミートし切れず、枠を外れた。

 先制点が生まれたのは前半28分。ニュルンベルクは中盤でのボール奪取から速攻を仕掛け、右サイドをDFティモシー・チャンドラーが抜け出す。クロスボールにFWダニエル・ギンチェクがニアでつぶれると、ファーサイドに抜けてきたボールをMFアダム・フロウセクが左足で押し込んだ。

 1点リードで折り返した後半7分、ゴール正面の位置でFKを獲得したニュルンベルクは清武が直接狙ったが、壁を直撃する。同18分、清武がギンチェクに預け、落としたボールを長谷部がPA手前からミドルシュート。しかし、これも枠を捉えられず、2点目が奪えなかった。

 するとブラウンシュバイクの反撃を受け、立て続けにピンチを招く。GKラファエル・シェーファーが好セーブを見せ、ブラウンシュバイクの攻撃陣も決定力を欠いていたが、後半25分にMFエラブデラウイが同点ゴール。試合は1-1の振り出しに戻った。その後も互いに決め手を欠く展開が続き、清武は後半アディショナルタイムに交代。試合は1-1のままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。両チームともに今季初勝利を挙げられなかったが、ブラウンシュバイクは今季初の勝ち点獲得となった。


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