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[EL]川島が好守連発もスタンダールはドローで初勝利ならず

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[10.3 ELグループリーグ第2節 エルフスボリ1-1スタンダール・リエージュ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は3日、各地でグループリーグ第2節を行った。C組では日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュ(ベルギー)が敵地でエルフスボリ(スウェーデン)と対戦し、1-1で引き分けた。川島は公式戦18試合連続のフル出場。FW小野裕二は左膝負傷のためELの登録メンバーから外れている。

 ホームでのグループリーグ第1節でエスビャール(デンマーク)に1-2で敗れたスタンダール。敵地で初勝利を目指したが、1-1のドローで1分1敗となった。

 立ち上がりから押し込まれる時間が続いたスタンダールだが、前半2分のボレーシュートは川島が横っ飛びでセーブ。同20分には相手のロングボールに対してゴールを空けて飛び出し、ヘディングでクリアした。川島の好守で得点を与えなかったが、同23分にショートコーナーから意表を突いたシュートで先制点を決められ、前半は0-1で折り返した。

 後半開始から反撃に出るスタンダールは後半17分、高い位置でボールを奪い、DFカヌのスルーパスに抜け出したFWイモー・エゼキエルが左サイドの深い位置からマイナスに折り返す。これをMFムヤンギ・ビアが倒れ込みながら左足で左のサイドネットに突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 1-1の同点に追いついた勢いに乗り、一気に逆転を目指したが、最後の精度を欠き、勝ち越しゴールは奪えない。結局、そのまま試合は終了。初勝利はならなかったが、初の勝ち点1を獲得した。次節は24日、敵地でザルツブルク(オーストリア)と対戦する。


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