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酒井宏VS細貝の代表対決は痛み分け

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[10.4 ブンデスリーガ第8節 ハノーファー1-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは4日、第8節1日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、1-1で引き分けた。酒井、細貝ともに開幕から8試合連続で先発出場。ともにフル出場した日本代表対決は勝ち点1を分け合った。

 前節終了時点で勝ち点12の4位につけるハノーファーと、同11で5位のヘルタ。ドルトムント、バイエルン、レバークーゼンの“3強”に引き離されないためにも互いに勝ち点3が欲しい一戦だったが、結果は痛み分けに終わった。

 ヘルタは前半19分、MFペア・シルヤン・シェルブレットが落としたボールを細貝が右足ダイレクトで振り抜く。エリア外からミドルシュートを狙ったが、ゴール右に外れた。すると同23分、ハノーファーが右CKのこぼれ球をDFクリスティアン・シュルツが蹴り込み、先制点を奪った。CKのセカンドボールをクリアし切れなかったヘルタ。最後は細貝のヘディングでのクリアが弱くなり、シュルツに左足ボレーを決められた。

 1点ビハインドで折り返した後半はヘルタが反撃に出る。しかし、後半13分のMFアニス・ベン・ハティラのシュートはポストを直撃。同27分にはシェルブレットのスルーパスにFWアドリアン・ラモスが抜け出したが、右足のシュートは枠を捉え切れなかった。

 それでも後半36分、ヘルタは左45度の位置でFKを獲得すると、その1分前に投入されたばかりのFWロニーが左足を一閃。壁の間をぶち抜く弾丸シュートをゴールネットに突き刺し、1-1の同点に追いついた。試合はそのまま終了。ハノーファーはホームでの連勝が4で止まり、敵地で勝ち点1を奪ったヘルタは3試合負けなし(1勝2分)となった。


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