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[CL]香川は今季初のフル出場! ユナイテッドはR・ソシエダに勝利

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[10.23 欧州CLグループリーグ第3節 マンチェスター・U1-0レアル・ソシエダ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日にグループステージ第3節2日目を行い、日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、ホームでレアル・ソシエダ(スペイン)と対戦した。試合は、前半2分にオウンゴールで先制したユナイテッドが、1-0で勝利している。

 デイビッド・モイーズ監督に力を示したい香川は、9月28日のWBA戦(1-2)以来、公式戦4試合ぶりに先発出場。4-2-3-1の左SHを務め、前半から攻守に幅広く動く。前半34分にはDFカルロス・マルティネスの突破を阻止しようとして、イエローカードを受けている。後半には決定機もあったが、生かすことはできず。最後の10分間はトップ下でプレーし、FWウェイン・ルーニーと好連係も見せ、今季初のフル出場を果たした。

 開始早々に試合が動く。高い位置でボールを奪ったユナイテッドは、ルーニーが左サイドからドリブルを仕掛け、PA内でシュートを放つ。これは右ポストを叩いたが、跳ね返りをDFイニゴ・マルティネスがクリアーミスし、ボールをゴールに蹴ってしまう。このオウンゴールでユナイテッドが先制した。

 その後もユナイテッドは、前半21分にも右サイドからMFライアン・ギグスが入れたクロスを、ゴール前でFWハビエル・エルナンデスがヘッドで合わせてゴールネットを揺らす。しかし、エルナンデスはオフサイドポジションにいたため、得点は認められなかった。

 レアル・ソシエダも何度かチャンスをつくる。前半42分にはFWアントイン・グリーズマンが直接FKからゴールを狙ったが、シュートが右ポストを叩き、1点ビハインドのまま前半を折り返した。

 後半に入り、序盤はレアル・ソシエダが攻勢に出た。それでも後半18分にはMFアントニオ・バレンシアのシュートが左ポストを叩いた。このこぼれ球を香川は左足でシュートしたが、DFにブロックされる。さらに同20分にもバレンシアの折り返しをPA内でフリーの状態で受けたが、トラップが大きくなってしまい、シュートはDFにブロックされた。

 後半35分にモイーズ監督は、エルナンデスをベンチに下げ、MFアシュリー・ヤングを投入する。ヤングを左SHに入れ、香川をトップ下に配置した。その直後、香川はルーニーのシュートチャンスを演出し、最も得意なポジションで好プレーを披露。その後もルーニーとのパス交換からフィニッシュに持ち込む場面もあった香川だが、ゴールは決められなかった。

 それでもユナイテッドは1-0で試合を制し、欧州CLで今季2勝目を挙げている。

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