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ボランチ出場の本田もゴール演出、CSKAがうっ憤晴らす5発大勝

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[10.27 ロシア・プレミアリーグ第14節 CSKAモスクワ5-1クラスノダール]

 ロシア・プレミアリーグは27日、第14節を行った。MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワはホームでクラスノダールと対戦。前半だけでMFゾラン・トシッチがハットトリックを記録するなど、5-1で大勝した。CSKAはリーグ戦では9月14日のロストフ戦以来、6戦ぶりの勝利を挙げている。

 本田はこの日はダブルボランチの一角に入りプレー。攻守の舵取り役を無難にこなすと、後半22分にはFKからDFセルゲイ・イグナシェビッチの得点を演出。チームの勝利に貢献している。

 CSKAは前半14分、イグナシェビッチのロングパスでエリア内に侵入したトシッチが粘りながらも左足でゴールに押し込み先制。同18分にはゴール正面でこぼれ球を拾ったFWドゥンビア・セイドゥが右足で蹴り込み加点。さらに27分、先制点同様またもイグナシェビッチのパスがトシッチに渡ると、今度は難なく蹴り込み3点目。同39分には高い位置でボールを奪ったドゥンビアのラストパスをトシッチが押し込み、前半だけでハットトリックを達成。圧倒的なリードを奪い、前半を折り返した。

 後半に入ると、4分にMFパベル・ママエフに豪快なミドルシュートを蹴り込まれ1点を返されるが、迎えた同22分、左サイドでFKを獲得したCSKAは本田がゴール前に蹴り入れる。競り合いの中で一度は浮き球となるが、これをイグナシェビッチが頭で押し込み、再びリードを4点に広げた。

 この試合までリーグ戦は3連敗中、6試合勝ち星から遠ざかり、さらにその6戦すべてで無得点とどん底状態にあったCSKAだが、うっ憤を晴らす大爆発で6試合ぶりの勝利を挙げている。

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