[11.3 ベルギーリーグ第14節 ゲント0-1スタンダール・リエージュ]

　ベルギーリーグは3日、第14節2日目を行い、日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でゲントと対戦し、1-0で勝利した。川島は足の負傷のため3試合連続の欠場。FW小野裕二も左膝負傷のため欠場している。

　スタンダールは前半19分、FWミシ・バチュアイーがゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定でノーゴール。同27分には、スルーパスに抜け出したFWイモー・エゼキエルがPA内でGKに倒され、PKを獲得する。これをMFポール・ジョゼ・ムポクがコースを狙って蹴るが左ポストを叩き、先制のチャンスを逃した。

　前半を0-0で折り返したスタンダールだったが、後半9分に均衡を破る。縦パスを受けたバチュアイーがDF1人を引き連れてドリブルから強引に右足を振り抜く。GKの意表をついたシュートはゴール左上に決まり、先制する。さらに同11分にエゼキエルの折り返しからこぼれたボールをムポクが拾い、左足でシュートを放つが左ポストを叩き、追加点とはならなかった。

　後半44分にはゲントに退場者を出て、スタンダールは数的優位に立つ。その後、ゲントの反撃を受ける場面もあったが、川島に代わってゴールを守るGKヨアン・テュラムを中心に無失点に抑え、1-0で試合終了。スタンダールがリーグ戦5試合ぶりの白星をあげ、首位をキープした。

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