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[CL]ドルトムントを完封したアーセナルが1-0で勝利! 宮市はベンチ外

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[11.6 欧州CLグループリーグ第4節 ドルトムント0-1アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は6日にグループリーグ第4節2日目を行ない、日本代表FW宮市亮の所属するアーセナル(イングランド)は、敵地でドルトムント(ドイツ)と対戦した。前半からドルトムントに押し込まれていたアーセナルだが、後半17分にMFアーロン・ラムジーが放ったファーストシュートで先制する。試合はここから激しく動き出したが、アーセナルは最後までドルトムントにゴールを許さずに1-0で勝利した。なお、宮市はベンチ外となっている。

 3節を終えて勝ち点6で3チームが並ぶ大混戦となっているグループF。その首位に立つアーセナルと2位のドルトムントが激突した。互いに慎重な試合運びを見せるなかで、ホームのドルトムントがチャンスをつくり出す。しかし、前半37分にショートカウンターからの決定機で、MFヘンリク・ムヒタリアンがシュートを左に外すなど、前半の6本のシュートは、ゴールに結びつかない。対するアーセナルは、ボール保持率ではドルトムントを上回ったが、シュートを1本も打てないままに前半を折り返した。

 後半の立ち上がり、ドルトムントが優勢に試合を進める。後半6分に右サイドからのクロスをMFマルコ・ロイスがヘッドで狙ったが、GKボイチェフ・シュチェスニに阻まれる。さらに同7分にもMFヤクブ・ブラスチコフスキが、アーセナルゴールを強襲する。これが再びGKシュチェスニに弾かれると、こぼれ球をロイスがゴールに押し込んだが、オフサイドポジションにいたため得点は認められなかった。

 ドルトムントに圧倒され、シュートを打てていなかったアーセナルだが、後半17分にファーストシュートで先制する。右サイドからMFメスト・エジルがゴール前に入れたボールをFWオリビエ・ジルーがDFと競り合う。こぼれ球をラムジーがゴールに押し込み、アウェーのアーセナルが1点をリードした。

このゴールで勢いづいたアーセナルは、20分にジルーが左サイドから入れたボールを、ラムジーが胸トラップからシュートする。決定的だったが、GKロマン・バイデンフェラーが枠外へ弾く。このCKからもアーセナルはチャンスをつくったが、体を張ったドルトムントの守備に阻まれて得点を挙げられない。同25分にもアーセナルは、DFペア・メルテザッカーのヘディングシュートが、わずかにクロスバーを越えて行った。

 ドルトムントはMFオバメヤンやMFヨナス・ホフマン、FWユリアン・シーバーといった攻撃的な選手を次々と投入し、同点ゴールを目指す。しかし、後半ロスタイムにFWロベルト・レバンドフスキのヘディングシュートがクロスバーを越えるなど、最後まで得点を挙げることができずに試合終了。アーセナルがドルトムントを完封し、1-2で敗れた第3節の借りを返し、勝ち点を9に伸ばした。


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