[11.9 ブンデスリーガ第12節 シャルケ3-1ブレーメン]

　ブンデスリーガは9日、第12節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでブレーメンと対戦し、3-1で逆転勝ちした。内田は右SBでフル出場。6日の欧州CLチェルシー戦(0-3)から立て直し、リーグ戦2連勝を飾った。

　シャルケは前半17分、MFケビン・プリンス・ボアテングの縦パスをFWアダム・サライがワンタッチで落とし、MFユリアン・ドラクスラーが左足ミドルを狙ったが、GKの好守に阻まれる。決定機を逃すと、直後にミスから先制を許した。

　前半22分、自陣でMFロマン・ノイシュテッターがボールを奪われ、そのままドリブルで持ち込んだMFフェリックス・クロースが右足で先制点。アウェーのブレーメンがリードを奪った。シャルケは同38分、ノイシュテッターがミスを挽回しようと左足ミドルを放つが、GKがセーブ。1点ビハインドで前半を終えると、後半開始からはノイシュテッターに代わってDFクリスティアン・フクスがピッチに入った。

　すると後半19分、ノイシュテッターの交代に伴い、左SBからボランチにポジションを移したDFデニス・アオゴが左サイドに展開し、ドラクスラーがゴール前にクロス。これに逆サイドから走り込んだボアテングが頭で合わせ、1-1の同点に追いついた。

　後半29分からは負傷明けのMFジェファーソン・ファルファンが途中出場し、5試合ぶりの復帰を果たした。一気に勝ち越しゴールを目指すと、同40分、自陣でのボールカットからドラクスラーが左サイドのフクスに展開。フクスのクロスをボアテングがヘディングで叩き付け、2-1と逆転に成功した。

　後半アディショナルタイムにはドラクスラーがボアテングとのワンツーで左サイドを突破。マイナスの折り返しをファルファンが右足で流し込んだ。自らの復帰を祝うファルファンのダメ押しゴールで3-1。苦しみながらも逆転勝利を飾ったシャルケがホームで勝ち点3をもぎ取った。

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2013-14特集