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清武、先制アシストも…ニュルンベルクは逆転負けで初勝利逃し最下位転落

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[11.9 ブンデスリーガ第12節 ボルシアMG3-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは9日、第12節2日目を行い、MF長谷部誠とMF清武弘嗣の所属するニュルンベルクは敵地でボルシアMGと対戦し、1-3で敗れた。長谷部、清武はともに先発フル出場。前半21分に清武のアシストで先制したものの、3失点の逆転負けで、またしても今季初勝利を逃した。

 立ち上がり、積極的な入りを見せたのはアウェーのるニュルンベルクだった。前半8分、長谷部の縦パスに抜け出したFWヨシップ・ドルミッチが右足を振り抜くが、シュートはわずかにゴール左へ。同11分には長谷部が右サイドに展開し、ドルミッチのクロスを清武がワントラップから右足で狙ったが、GKにキャッチされた。

 長谷部、清武がしっかりとチャンスに絡み、試合の主導権を握るニュルンベルク。前半15分にも長谷部のインターセプトから清武につなぎ、清武がゴール前にラストパスを通したが、MFマルクス・フォイルナーのトラップが大きくなり、チャンスを生かせなかった。

 それでも前半21分、相手陣内でMFマイク・フランツがボールを奪うと、フォイルナーからパスを受けた清武が鋭い切り返しでDFを振り切り、ノールックのスルーパス。絶妙なラストパスに抜け出したドルミッチがワントラップから左足でゴール右隅へ流し込んだ。

 清武の5試合ぶり今季2アシスト目で先制したニュルンベルクはその後もリズムよく試合を進めた。前半45分にもシュートのこぼれ球を清武が左足ボレーで狙うなど、試合内容でも上回り、前半を1点リードで折り返した。

 ところが後半に入ると、ボルシアMGの反撃に押し込まれ、徐々に運動量も落ちていった。後半27分、MFフアン・アランゴの左足ミドルで1-1の同点に追いつかれると、同30分にはアランゴのFKをDFニクラス・シュタルクが痛恨のオウンゴール。わずか4分間で逆転を許した。

 必死の反撃に出るニュルンベルクは後半35分、ドルミッチのシュートがクロスバーを叩いて真下に落下。ボールはゴールラインを越えていたようにも見えたが、ノーゴールの判定だった。すると後半42分にダメ押しの3失点目。2連敗で開幕から7分5敗と未勝利のまま、ついに最下位に転落した。


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