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岡崎VS乾は互いに不発のまま途中交代

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[11.10 ブンデスリーガ第12節 マインツ1-0フランクフルト]

 ブンデスリーガは10日、第12節3日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでMF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、1-0で競り勝った。岡崎は3試合連続の先発出場。乾もリーグ戦は4試合ぶりの先発となり、日本人対決が実現したが、互いに無得点のまま途中交代した。

 立ち上がりから両チームが攻め合う激しい展開となった。フランクフルトは前半3分、MFトランクイロ・バルネッタの右CKにMFアレクサンダー・マイヤーが頭で合わせるが、ゴールポストを直撃。マインツは同20分、DFズデニェク・ポスピェフの右クロスに岡崎が走り込み、左足で合わせたが、シュートはGKの正面を突き、決定機を生かせなかった。

 乾にもチャンスはあった。前半30分、MFセバスティアン・ローデのスルーパスに反応。PA内に切れ込み、前に飛び出してきたGKもかわしたが、ポスピェフと交錯し、ピッチに倒れ込んだ。しかし、主審の笛は鳴らず、PK獲得とはならず。そのままマインツのゴールキックとなった。

 スコアレスで折り返した後半も両GKの好守が目立ち、1点が遠い。マインツは後半1分、岡崎が左サイドのMFユヌス・マリに展開。マリの折り返しにMFセバスティアン・ポルターが合わせたが、シュートは至近距離でGKケビン・トラップのビッグセーブに阻まれた。

 0-0のまま試合は推移し、乾は後半30分、岡崎は後半36分に交代。すると試合終了間際の後半43分、マインツはポスピェフの右クロスを途中出場のFWエリック・マキシム・シュポ・モティングがヘディングでゴールネットを揺らし、決勝点を奪った。マインツは2試合ぶりの白星。フランクフルトは3連敗で7試合連続白星なし(4分3敗)となった。


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