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内田が左足クロスでオウンゴール誘発、シャルケは壮絶ドロー

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[11.23 ブンデスリーガ第13節 フランクフルト3-3シャルケ]

 ブンデスリーガは23日、第13節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でMF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、3-3で引き分けた。右SBで先発した内田は前半14分に先制点となるオウンゴールを誘発するなどフル出場。2試合ぶりのベンチスタートとなった乾は最後まで出番がなかった。

 シャルケは前半14分、内田が右サイドからドリブルで中に切れ込み、左足でゴール前にクロス。これがMFヨハネス・フルムの頭に当たってゴールマウスに吸い込まれ、ラッキーな形で先制に成功した。直後の同18分にはMFデニス・アオゴのFKにDFジョエル・マティプが頭で合わせ、追加点。立ち上がりに2点のリードを奪った。

 ところが、2-0で折り返した後半11分にセットプレーから1点を返されると、同16分にも2失点目。わずか6分間で2点を失い、2-2の同点に追いつかれた。勢い付くフランクフルトは後半23分、FWホセルが豪快な左足ミドルを叩き込み、ついに逆転した。

 2点リードから試合をひっくり返され、一転して追う展開となったシャルケは必死の反撃を見せる。すると試合終了間際の後半41分、MFジェファーソン・ファルファンの強引なドリブル突破から最後はこぼれ球をDFベネディクト・ヘーベデスが右足で押し込み、3-3。3連勝はならなかったが、土壇場で引き分けに持ち込み、勝ち点1を手にした。一方のフランクフルトは連敗を3で止めたものの、これで8戦勝ちなし(5分3敗)となった。


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