beacon

キム・ボギョンのプレミア初ゴールでカーディフが香川ベンチ外のユナイテッドと分ける

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.24 プレミア・リーグ第12節 カーディフ2-2マンチェスター・U]

 プレミア・リーグは24日に第12節を行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドはアウェーでカーディフと対戦した。右足首を負傷した香川やFWロビン・ファン・ペルシーがベンチ外となったマンチェスター・ユナイテッドは、FWウェイン・ルーニーが1ゴール1アシストの活躍を見せる。しかし、後半ロスタイムに元C大阪の韓国代表MFキム・ボギョンに同点ゴールを決められて、2-2で試合を終えている。

 前半8分に議論の起こりそうなプレーがあった。ボールを追おうとしたルーニーは、ボールのないところで、相手選手を蹴ってしまう。退場になってもおかしくないプレーだったが、イエローカードを出されるにとどまった。

 そして前半15分、ユナイテッドは、相手のミスを逃さずに、ルーニーが先制点を挙げる。横パスをMFアントニオ・バレンシアがカットし、ゴール前にクロスを入れる。FWハビエル・エルナンデスがフリックしたボールを、PA内で受けたルーニーがボールを巧みにコントロールして、反転しながら右足でシュートをゴールに決めた。

 カーディフも前半33分には、縦パスを2本通すと、最後はFWブレイザー・キャンベルが冷静にGKダビド・デ・ヘアとの1対1を制して、同点ゴールを挙げた。このゴールで勢いづいたホームチームだったが、追加点を挙げることはできない。

 迎えた前半45分、ユナイテッドはCKを得ると、ルーニーがゴール前に入れたボールをDFパトリス・エブラがヘッドで合わせてゴール。ユナイテッドが前半を2-1とリードして折り返した。

 後半の立ち上がり6分にはユナイテッドのMFマルアン・フェライニがCKからヘッドでゴールを狙ったが、GKマーシャルに防がれた。カーディフも同9分にはキャンベルがループシュートを放ったが、狙いすましたシュートはポストを叩き、同点ゴールを挙げられない。

 このまま試合終了かと思われた後半ロスタイム、カーディフは途中出場のMFキム・ボギョンがセットプレーからのクロスをヘディングでゴールを決め、試合を2-2の振り出しに戻した。この直後にはMFライアン・ギグスからのロングパスを受けたルーニーが最終ラインの裏を抜け出し、GKと1対1になる。再びユナイテッドに勝ち越すチャンスが訪れたが、ルーニーはパスを選択。しかし、これがFWダニー・ウェルベックに届かずにGKにキャッチされた。このまま2-2で試合は終了し、カーディフが昨年王者から勝ち点1をもぎ取った。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2013-14特集ページ

TOP