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香川先発のマンチェスター・Uは、敵地でトッテナムと分ける

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[12.1 プレミアリーグ第13節 トッテナム 2ー2 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは1日、第13節を各地で行い、日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでトッテナムと対戦した。試合は2-2のドローで終了。香川は先発し、後半39分までプレーした。

 互いに慎重な立ち上がりの中、トッテナムは前半18分にPA外でMFパウリーニョが倒されてFKを獲得する。これをDFカイル・ウォーカーがグラウンダーのシュート。ボールはジャンプした壁の下を抜けて、直接ゴールに突き刺さり、トッテナムが先制した。これで勢いづいたトッテナムは、同29分にもパウリーニョのスルーパスを受けたFWロベルト・ソルダードがフィニッシュに持ち込んだが、シュートを枠に飛ばせない。その2分後にはソルダードのパスを受けたMFアーロン・レノンがシュートを放つが、これはGKダビド・デ・ヘアに阻まれた。

 決定機をつくれないユナイテッドだったが、大黒柱が圧巻の決定力を見せる。前半32分、右サイドからDFフィル・ジョーンズが入れたクロスは、逆サイドに流れたが、これをウォーカーが処理ミス。ゴール前に飛び込んだルーニーが、ダイレクトで押し込み、同点に追いついた。このまま前半は1-1で終了する。

 後半も先手を取ったのは、ホームのトッテナムだった。後半9分、MFサンドロが強烈なミドルシュートを叩き込み、リードする。ところがトッテナムは、このリードも守り切れない。勝ち越しのゴールからわずか2分、GKウーゴ・ロリスがMFダニー・ウェルベックをPA内で倒すと、ユナイテッドにPKが与えられる。これをルーニーが中央に蹴り込み、再び試合は振り出しに戻った。

 その後、トッテナムはFWジャーメイン・デフォー、マンチェスター・UはFWハビエル・エルナンデスと、両チームともにストライカーを投入するが、スコアは動かない。このまま2-2で試合は終了し、勝ち点1を分け合う結果になった。


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