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酒井宏が乾との日本人対決制し8戦ぶり勝利

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[12.1 ブンデスリーガ第14節 ハノーファー2-0フランクフルト]

 ブンデスリーガは1日、第14節3日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでMF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、2-0で快勝した。

 酒井は右SBで開幕から14試合連続の先発出場。乾は左サイドハーフで2試合ぶりに先発し、同サイドでの日本人対決が実現した。ハノーファーは前半25分、DFエドガー・プリプの左クロスにFWマメ・ビラム・ディウフが頭で合わせ、先制点。1点リードで前半を折り返した。

 フランクフルトは後半4分に乾がドリブルから右足ミドルを狙うが、DFのブロックに阻まれる。同10分にはスペースに乾が飛び出したが、酒井がスライディングタックルでカット。試合は徐々に激しさを増し、同12分、フランクフルトのMFマルティン・ラニヒが2枚目の警告で退場処分を受けた。

 数的不利に立たされたフランクフルトは後半19分、乾をベンチに下げ、MFマルフィン・バカロルツを投入する。同22分にはMFピルミン・シュベクラーがPA内で酒井ともつれるように転倒したが、ノーファウル。直後にハノーファーにゴール前絶好の位置でFKが与えられると、一連の主審の判定に抗議したアルミン・フェー監督が退席処分を受けた。

 ハノーファーはこのFKをMFサボルチ・フスティが左足で右のサイドネットに叩き込み、追加点。GKが一歩も動けない鮮やかな直接FKで2-0と突き放した。その後も10人の相手に対し、落ち着いた試合運びを見せたハノーファーが完封勝利。9月21日のアウクスブルク戦(2-1)以来、8試合ぶりの白星を飾った。一方のフランクフルトは2試合ぶりの黒星で9戦勝ちなし(5分4敗)となった。


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