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清武先制アシストも岡崎が同点弾、日本人3選手先発の一戦は痛み分け

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[12.6 ブンデスリーガ第15節 ニュルンベルク1-1マインツ]

 ブンデスリーガは6日、第15節1日目を行い、MF長谷部誠とMF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームでFW岡崎慎司所属のマインツと対戦し、1-1で引き分けた。長谷部、清武、岡崎の日本代表3選手がそろって先発した一戦。前半5分に清武のアシストでニュルンベルクが先制したが、マインツも後半30分に岡崎のゴールで追いつき、痛み分けとなった。ニュルンベルクはまたも今季初勝利を逃している。

 ニュルンベルクは前半5分、右後方からのFKのこぼれ球を清武が拾うと、PA内左をドリブルで縦に仕掛ける。ゴールライン際から折り返したボールをDFペル・ニルソンがヘディングシュート。ほぼ正面で構えていたGKが後方にこぼしてしまい、先制点となった。

 流れの中で起点となる清武はセットプレーでもチャンスを演出。一方の岡崎も前半23分に左CKに頭で合わせたが、わずかに枠を捉え切れない。同42分には清武の右CKからニルソンからヘディングシュートを放つもGKがセーブ。同44分、清武のミドルシュートは枠を外れた。

 日本人選手が存在感を示した前半はニュルンベルクの1点リードで折り返す。清武は後半10分にも正確なキックで右CKからチャンスをつくるが、ニルソンのシュートはゴールライン上で守っていた岡崎がクリア。チームのピンチを救うと、今度は自らのゴールで試合を振り出しに戻した。

 後半30分、マインツはハーフウェーライン付近からMFパク・チュホが前線にロングフィード。オフサイドラインぎりぎりから飛び出した岡崎は正確なボールコントロールでPA内に抜け出し、左足でゴールに流し込んだ。2得点を挙げた11月24日のブレーメン戦(3-2)以来、2試合ぶりとなる今季6ゴール目。岡崎は直後の後半33分に交代したが、貴重な同点ゴールでチームに勝ち点1をもたらした。

 長谷部、清武ともにフル出場したニュルンベルクは今季15試合目で早くも9度目のドロー。開幕から9分6敗と、またしても初勝利を挙げられず、長いトンネルから抜け出せなかった。


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